画像はイメージ(Flicker/ David B. Gleason

アマゾンの配達員の車が自転車に衝突し、そのまま逃走するという出来事がありました。

【動画】自転車に当て逃げするアマゾンの配達車

「KTVU FOX」などのメディアが伝えています。

アマゾン配達車が自転車に当て逃げ

当時、アマゾン配達員が運転していた車はバックしていました。

そこに、右手から歩道を自転車で少年が通りかかります。

少年は車のそばで停止しますが、車はそのままバックし少年に衝突。

少年は両手をあげて、「なんで?」と言わんばかりの仕草です。

配達員は少年を無視し、その場を走り去ってしまいました。

この様子を見ていた女性が少年に駆け寄り、車を止めようと大声で叫びましたが、車はすでに走り去っていました。

事故の直前、配達員がアマゾンの荷物を届けた様子はカメラに記録されており、顔がはっきりと映っています。

少年の母親は加害者の特定を試みましたが「加害者の身元を令状なしには明らかにしない」とアマゾンが回答したため不服を申し立てています。

配達員が運転していた車にはナンバープレートがなく、警察が詳細を調査中だと伝えられています。

少年の自転車は破損しましたが、幸いにも少年は軽傷で済みました。

少年の母親は、「事故を起こして逃げる人は、また同じことをします」と怒りをあらわにしていました。

この事件に関して、多くの人が「自転車が道路の逆側(左側)を走行していた」と指摘。

アメリカでは、車と同じく自転車も右側通行が原則であるため、少年の走行位置が不適切だったという見解が散見されました。