画像はイメージ(Flicker/ sylvar
アメリカで車を運転していた1人の女性が、危うく詐欺の被害に遭うところを車載カメラによって助けられました。
詐欺に遭いかけたところを捉えた車載カメラ
米ニュースメディア『New York Post』によると、現地時間の2024年10月16日午前11時頃に、アシュピア・ナターシャさん(Ashpia Natasha)は、いきなり前に割り込んで来て急停車して来たシルバーの車に冷や汗をかくことになったようです。
アシュピアさんが運転していた場所は、ニューヨーク市内を通る交通量の多い道路、ベルトパークウェイ。
幸いにもアシュピアさんは素早くブレーキをかけたことで、シルバーの車に衝突せずに済んだのですが、ホッとする間もなく、シルバーの車は突然バックしアシュピアさんの車に衝突して来たのです。
この直後、シルバーの車から数人の男女が降りてきて、後方の潰れたバンパーを見て頭を抱えたり、怪我をしているような素振りをしています。
彼らは自分たちがアシュピアさんに衝突された被害者だとアピールしているようでした。
しかし、この奇妙な行動は全てアシュピアさんの車に設置してある車載カメラが全て映像で記録していました。
グループの1人が車載カメラに気づくと、そそくさと車に乗り込み、その場を去って行ったのです。
アシュピアさんは、このグループが彼女の車の保険を狙った詐欺集団だと確信しているそうです。
車載カメラがなければ、今頃アシュピアさんは車を衝突させた加害者にさせられるところでした。
彼女がTikTokに投稿した車載カメラの映像には「カメラがあって良かった」「これは怖い、カメラは必要だ」といった声が寄せられており、他の人たちにとっても教訓となったようです。