ほとんど毎日スイーツを食べていた、甘いもの大好きアラフィフの私。そろそろ健康や美容を考えなければと思い、甘いものの摂取量を減らそうと決心しましたが、それは想像以上に難しいことでした。挫折ばかりの中、発想を転換してみたところ、甘いものを減らすことに大成功した体験談です。

甘いもの好きの私も見直す時期が来た

私と同様、甘いものが大好きな母。母は膝の治療をしている病院で体重を減らすようにと言われ、今は甘いものをセーブしています。また友人の中には、医師から健康のために体重を減らすようにと言われている人もいます。

そして、私も46歳のとき、ある日椅子から立ち上がった瞬間に右膝に痛みが走り、特に階段を下りるときなど痛みを強く感じるようになりました。自分でも体重は気になっていたので、とうとう私も体重を減らすときが来たと真剣に考えました。そのときの膝の痛みは2週間ほどで自然に治ったので特に病院に行かずに済みましたが、今後の健康や美容のためにも体重を意識する年齢なのだと実感しました。

そこでまず頭に浮かんだのが、毎日のように食べていたスイーツでした。私は自宅で仕事をしているため、つい3時のおやつを食べる習慣が付いていました。甘いものが大好きな私のおやつと言えば、やはりケーキ、マドレーヌ、大福、どら焼き、カステラなどいろいろなスイーツです。午後のひととき、おやつタイムは私にとってストレス解消の大切な時間でもありました。

この習慣はアラフィフの私にとって見直すべきだと考えましたが、いざ大好きなスイーツをやめることは想像以上にストレスが大きく大変なことでした。やっとの思いで2~3日やめることができてもそれ以上は続かず、言葉通り三日坊主の連続だったのです。

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失敗を繰り返す中で思い付いたこと

毎日のスイーツをやめようと決意しても、なかなか実行できない自分を情けないと思いつつ、結局は挫折の連続。そこで一切スイーツを購入せず、小腹が空いたときのために、あまり好物でないおせんべいを買い置くことに。

しかし、スイーツが食べられないストレスのせいか、今度は好きでもないおせんべいをたくさん食べてしまう始末……。

そこで、なぜ私はスイーツを我慢できないのかと真剣に考えてみたところ、いつも我慢するときに「もうこれで当分食べられないんだ……」というつらい気持ちなってしまうことに気付きました。そのため、我慢しようと決心してもスイーツを一生食べられないような気分になり、それがとても大きなストレスになっていたと感じたのです。