ネットショッピングさえもできない
結局、教えても覚えられないし、その前にやる気もないし、妻に頼ったらなんでもやってくれると思っている人は、いつまでたっても何もできないままなのではないか? と思うのです。夫はもう60歳ですが、まだ60歳でもあります。80代の母も同じような悩みで私になんでも振ってきますが、夫はまだ母よりは若いのですから、できるだけ自分でやろうとしてほしいのです。しかし、夫は先日とうとう「ネットショッピングでこれを買ってくれ」と私に依頼してきました。
そして「キャンセルしてほしい」「もっとほかのものを探してくれ」。そこまでは無理ですっ!! 私としては、有料のヘルプデスクなら承れるけれど、もう無料サポートの時期はとうの昔に過ぎ去ったことにしたい……という感じなのです。
この解決方法ですが、実際のところまだ見つかっておりません。今のままだと解決法は「私が四の五の言わないで全部やる」ことに落ち着いてしまいます。友人からは「夫が自分でやらざるを得ない状況に追い込むしかない」とアドバイスされました。いつでも私に助けてもらえるという甘えがいけないんでしょう。彼のITの自立と私の心の平穏のために、何か策を考えないといけません。
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まとめ
これからもっとIT化は進むと思うし、私自身、今のうちからできるだけITスキルをアップデートし続け、人に頼らず自分でできる人間でありたいと努力していますが、「なんでも妻に頼めばやってくれる」と思っている夫が重いのです……。夫が何もできないため、家庭のすべてのIT仕事が私に振りかかってきます。要領よくこなせるほど達人でもない更年期の私にはキャパオーバーです。
ああ、小学生の子どもたちのほうがITスキルは夫よりはるかに上……。私もアラフィフで疲れているし、ヘルプデスク業務はもう終了! としたいけれど、頼ってくる夫をどこまで振り払えるか……。社会のIT化の波が早すぎて溺れそうになっている今日このごろです。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
マンガ/しおみなおこ
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています
著者/宮原 真子
40代主婦。夫と小学生2人、物忘れがひどくなりつつある実母との生活。高齢で産んだ子どもはまだまだ手がかかり、てんやわんやのワンオペ状態。疲れやすく作業効率も落ちてきて、目はしょぼしょぼで白髪もしっかり。家族に隠れてお菓子を食べながらサスペンスドラマを見ているときだけが唯一の休息。