50代にもなると、肌の悩みがいろいろとあります。でも、ここ数年はマスク生活が続いた影響で、鏡を見てもあまり口元を気にしなくなっていました。そんなある日、鏡でじっくり顔を見ると、ほうれい線があり、顔全体が下がったような……。何より、口の端からあご方面に伸びたマリオネットラインが気になる! 老け込んだ口元に衝撃を受けました。そこでおこなった口元の対策をお伝えします。

老け見えの口元対策に保湿やマッサージを開始



乾燥しやすい肌なので、老けた口元になったのは保湿が足りていないからかもしれないと、毎日、朝晩に化粧水をたっぷり塗ってみました。1週間ほどすると、しっとりふっくらと肌が改善されたのですが、やはりほうれい線と、深く刻みつつあるマリオネットラインが消えることはありませんでした。マリオネットラインとは口の端から下向きに伸びるシワで、腹話術で使う人形の口のように線が入ったように見えることから「マリオネットライン」呼ばれるようです。

保湿だけでは消えなかったので、ほかの手立ても試してみることにしました。顔が下がって見えるせいで、ほうれい線やマリオネットラインが強調されているように感じたので、夜クリームを付けるついでに、口元から横へと引っ張る感じでマッサージもするようにしました。2週間ほど毎晩続けてみるとちょっと、頬の位置が上がってきたような。そして、くっきりと入っていたマリオネットラインが薄くなってきたような気がしました。

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マスクの下で口元のトレーニングも!



それだけでは、十分な対策にはならないと思ったのと、「ついでにあごのラインも少しスッキリすると良いなぁ」と思ったので、今度はマスクの下で口を動かすトレーニングを開始。私は高校生のころ演劇部だったのですが、そのときの発声練習を思い出して「あいうえお、いうえおあ、えおあいう、おあいうえ」と通勤途中の車の中ですることに! なぜか、これをしていたころはあごがシュッとしていたのを思い出し、もしかしたら口元ケアにも良いかも!と思ったのです。毎日少しずつですが、1週間ほどでトレーニングの成果か頬の位置が上がってきました。

またマリオネットラインができてから、生活の中で自分の癖が顔や口元のシワに影響を与えていることを実感しました。私の場合、食べるときに片側でかむ癖があるせいか、ほうれい線は両側にあるものの、左側だけにマリオネットラインができていました。なので、食事をするときも片側だけでかまないように注意。普段あまり左でかまないせいか、最初のころはかむととても疲れていたのですが、頑張って癖を直しました。今ではだいぶかむのがラクになりました。

さらに、左で頬づえをつく癖もあり、毎日繰り返しすることで結果として残念なシワにつながっていたので、できるだけ頬づえをつかないように気を付けました。