古い図書館に入った瞬間、ふわりと漂ってくるあのにおい。大学時代、教授の研究室に足を踏み入れたときに感じた独特な香りは、古い紙のにおいでした。黄ばんだ紙が放つ、少しツンとするにおい……。なぜあのようなにおいがするのか、ずっと不思議に思っていました。

このにおいを何とかしたい…

古い本が放つ独特のにおい……。それは日焼けのせい? それとも虫に食われたから? 想像するだけで、少し嫌な気持ちになったものです。

あるとき、知り合いの先生にこの疑問をぶつけてみたことがあります。すると、意外な答えが返ってきました。先生が長年使っているという「虫除け香」を教えてもらったのです。試しに自宅の本棚ににおい袋を忍ばせてみると、驚いたことにあのツンとしたにおいが森の中のような落ち着いた香りに変わったのです。

(広告の後にも続きます)

今でも手に入るお気に入りのお香

何十年も前のことですが、最近ふと思い出して調べてみると、今でも販売されていました。もちろん、においを混ぜることで逆効果になることもあるので、慎重に選ぶ必要はありますが、私にとってはこのお香がとても効果的でした。