そしてお互い話し合い考えて出た結論とは

彼女のメールを見て、私は直接話し合いたいと思い、すぐに電話しました。そして、彼女の気持ちを尊重しつつ、自分の置かれている現状、彼女のことを大切に思っているけれどなかなか時間が取れないこと。頻繁な連絡はできないけれど、何かあるときにはすぐに駆け付ける気持ちでいることなどを伝えました。

彼女は私の状況や気持ちを理解してくれたものの、寂しい気持ちを抑えることが難しかったようです。彼女は社交的な性格で、多くの友人がいる魅力的な人です。でも、本当につらいときに本心を話すことができるのは、私だけなのだと言ってくれました。私は彼女のその言葉にとても感動すると同時に、こんなに思ってくれる友人より自分の気持ちばかりを優先していたと反省。こんな友人関係は、年を取れば取るほど得がたくなる貴重なものだと思います。

私たちはよく話し合った結果、今は少し離れてみようという結論にたどり着きました。離れていてもお互いを思う気持ちは変わらないけれど、このまま一緒にいても喧嘩やすれ違いを生むだけ。だったらしばらく冷却期間を設けてみようというものでした。

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まとめ

私のように、一方はもっと密に連絡を取りたい、もう一方はやりたいことに時間を使いたいなど、加齢による価値観の変化で昔からの友人とすれ違ってしまうことはよくあるようです。私の周りの人からも、同様の理由で友人と疎遠になってしまったという話をよく聞きます。

月日がたてば置かれている境遇も変わり、若いころと同じ価値観や付き合い方は難しくなります。だからといって、やはり縁あって仲良くなった大切な友人ですから関係を絶つのではなく、大切にしたいものです。そうなるとベストな解決策は、少し冷却期間を設けることだと思いました。もともと親しい間柄。少し時間を置くことで、また笑顔で会える日が来ると私は信じています。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

マンガ/しおみなおこ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

著者/猫田 ゆうき
50代主婦。仕事が休みのときには副業ライターとして活動。完全オフのときにはかわいいネコ動画鑑賞で癒やされ、読書や音楽鑑賞を楽しんでいる。