30歳で事務職から販売職に転職したときのことです。立ち仕事で1日中接客、お客さんが途切れないときはトイレ休憩もままならず、ギリギリまで我慢するのが日常になっていました。そんなある日、体に異変が起きたのです。
職業柄、トイレを我慢することが多く…
水分をとるとトイレが近くなるので、なるべく控えていましたが、空調の効いた店内での接客は想像以上に喉を渇かせます。脱水症状で倒れて迷惑をかけるわけにもいかないので、水分補給とトイレ我慢のせめぎ合い。そんな日々を送っていました。
ある日、長時間の接客を終え、駆け込んだトイレ。解放感もつかの間、排尿後に襲ってきたのは下腹部の痛みでした。その後も違和感が消えず、トイレに行くたびに痛みがぶり返します。「もしかして、これって膀胱炎(尿をためる膀胱に炎症が起こる病気)?」と思いましたが、泌尿器科を受診するとなると、どうしても気が引けてしまう自分がいました。
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放置するも痛みが再発!
幸い3日ほどで痛みは治まったので、そのままにしていたのですが、また仕事中にトイレを我慢すると痛みが再発。この状態を2カ月も繰り返すうちに、このままではいけない、ちゃんと病院に行こうと決心しました。
意を決した私は、泌尿器科を受診しました。担当医が男性で少し緊張しましたが、内診もなく尿検査だけで済んだのでホッとしました。