自然に育まれた豊かな感性と、時の本質を追い求めながら職人が繊細な手仕事でつくり出す高い品質で、国内外の腕時計愛好家を魅了するグランドセイコー。10月16日(水)~22日(火)、新宿髙島屋にてポップアップイベントを開催し、スタイリスト大草直子さんが提案する、グランドセイコーの腕時計にあうコーディネートを展示した。キャスターとして報道の第一線で時間と向き合ってきた安藤優子さんと大草さんによるトークショーでは、腕時計と歩んできたこれまでや、ファッションの楽しみ方について話が及んだ。
腕時計は今も未来も照らす相棒
安藤さんは、これまでのキャリアを振り返り、腕時計を「三種の神器の一つ」と表現する。「テレビ番組の収録ではディレクターが時間を管理するのですが、私は自分で番組の流れをつかみたかったので、必ず腕時計を着用していました」。その習慣が身に付き、生放送番組から卒業した現在も、安藤さんは1年のうちほとんどを腕時計とともに過ごす。限られた時間を無駄にしないよう、プライベートの用事も分刻みでこなし、腕時計をしていないと落ち着かないという。
一方、腕時計を「灯台」だと話す大草さん。「10年後の自分に似合うかどうか、それが腕時計を選ぶときの基準。腕時計は、理想の自分を照らし出し、引っ張ってくれる存在です」。今この瞬間もさることながら、未来の時も見つめられるアイテムというわけだ。
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あえての“メンズライク”がアクセントに
腕時計の卓越したデザインは、ファッションに知性と個性をプラスする。この日、安藤さんは深いネイビーが気品を醸し出すセットアップ、大草さんはカーキのジレを主役にブラックを基調としたコーディネート。
実は、トークショーの共演者に安藤さんを熱望していたという大草さん。「女性がキャリアアップするのに、おしゃれが足かせとなっていた時代がありました。そんなときでも、安藤さんは常にファッショナブルな姿で、メディアに登場されていた。その姿に、女性としてとても勇気づけられました」。安藤さんは、「褒められると、照れますね」と笑顔を見せつつ、報道番組を担当し始めた当時は、やはりおしゃれと仕事は両立しづらい雰囲気があったと明かす。「女性が少なかったのもあって、『安藤君は、服のことしか考えていない』と言われたことも。それでも、良い仕事をするために自分らしくいたいと、おしゃれを諦めることはありませんでした」
ファッションに並々ならぬ思いを持つ二人だからこそ、合わせる腕時計にも感性が光る。安藤さんは、セットアップとマッチする、ネイビーのフェイスのSBGX349を身に着けた。「ネイビーは、凜とした雰囲気があって大好きな色。ネイビーのフェイスの腕時計はなかなかないので、迷わずこれに決めました。文字盤がすっきりとしているところも、いいですね」
エレガンスコレクション SBGX349
ケース径34mm/SS/年差クオーツ/クロコダイルストラップ/日常生活用防水
¥473,000
大草さんが選んだのは、クラシカルなフォルムが目を引くSBGM221。ストラップは、ブラックに変更した。「腕時計のストラップをブラックにしたら、ブラックデニムなどを使ったモノトーンのコーディネートにも合わせやすいと思います」。さらに、機械式ならではの重みが、自身が過ごす時の重みと重なり、時間の重要性を再確認できる点も気に入っているという。双方のモデルに共通するのが、フェイスの大きさだ。大草さんによると、フェイスが大きい腕時計などメンズライクなアイテムをあえて女性が身に着けると、ほのかな色気を演出できるという。安藤さんも、フェミニンなワンピースなどを着るときには、メンズライクなアイテムをプラスして、アクセントにすることが多いようだ。
エレガンスコレクション SBGM221
ケース径39.5mm/SS/自動巻メカニカル/クロコダイルストラップ/
日常生活用防水
¥671,000