バーベキュー当日の気候は大丈夫?

楽しみにしていたバーべキュー当日。朝起きるとなんだか肌寒く感じます。母は「いつもお昼くらいになると暑くなってくるもんね」とのんきに言っていました。

しかし、その日に限っては日が刺さないせいか、お昼になっても一向に暖かくなりません。母は羽織れるような上着も持ってきておらず、購入した長袖トップス1枚では肌寒く感じるようでした。見かねた父が「俺のブルゾンを貸すから。そんな薄い服じゃ風邪ひくぞ」とひと言。母は仕方なく父のブルゾンを借りることに。父のブルゾンは小柄な母にはぶかぶかで、せっかく新調したトップスもブルゾンを着たことで見えなくなってしまいました。

そして、実は出掛ける前に、ゆったりシルエットのワイドパンツをはいて登場した母。「あれ? あのときに買ったデニムは?」と聞くと「1回着てみたんだけど座るとちょっと苦しくて」と苦笑いしていました。

母の前では口には出しませんでしたが、私たち3人は「上下とも買わなくてよかったよね」「マウンテンパーカーなら使えたかもしれないよね」とおいしいお肉をほおばりながらこっそり話していました。母は「お肉焼けたよ。おなかがいっぱい、食べすぎちゃった」と何事もなかったかのようにバーベキューを楽しんでいました。本当は気にしていたのかもしれませんが、私たちを前にそういう態度は取れなかったのでしょう。

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まとめ

今回の件がよほどこたえたのか、母はバーべキューや屋外のイベントに出掛けるとき、動きやすく寒さや暑さの対策ができるような服装を選ぶようになりました。今は、キャンプやバーベキューなどを楽しむ人が増えてきたことで、屋外で着られるかわいいデザインの服もたくさんあります。屋外活動をするときは、デザイン性はもちろん、機能性も考えた服装選びが大切だなと思った一件でした。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

イラスト/エェコ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)

著者/岩本 なみえ
30代女性・ライター。2020年生まれ、2021年生まれ、2023年生まれのパワフル3兄妹を育てるママ。 休日は、子どもたちと外遊びに明け暮れている。