意識を変えて50歳を迎える



サプリを飲むことで食生活を軽視してしまった私は本末転倒な考え方だったことに気付き、50歳を目前にしてサプリをすべて卒業し、食生活を見直すことに。便利なサプリをわざわざやめて、食生活で必要な栄養素を補うことは簡単ではないと覚悟していましたが、思った以上に食材選びや調理などにも時間と手間がかかりました。

例えば目の疲れ予防に飲んでいたアントシアニン系サプリの代わりに、ブルーベリーをデザートに取り入れようと冷凍のブルーベリーを購入。でも、冷凍のブルーベリーは価格的にはサプリより高くつきます。また血液ドロドロ予防のため青魚をできるだけ食生活に取り入れたいと思っていますが、魚好きでない私にとって調理法で食べやすくする工夫をしなければなりません。

いろいろ面倒なこともあり、サプリの便利さが懐かしくなることもありました。ですが健康で美しい50代のためには、まずサプリに頼らず食生活を大切に考えることを徹底しました。

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まとめ

サプリに頼らず食生活を充実させるためには、素材選びや調理法など大変な面もある一方で、新しい味に出合えたり新鮮なおいしさに感動することも増えました。また、サプリも健康的な食生活も薬のようにハッキリした効果は自覚できないかも知れませんが、便秘改善のため乳酸菌系サプリを飲んでいたときより、きのこや海藻を意識的に多く食べている今のほうが確実に良い状態になっています。

サプリに頼り過ぎて食生活をおろそかにしてしまった私にとって、サプリを卒業したことは50代に向かって健康の基本となる食生活を見直す大きなきっかけとなりました。これからもしっかり食生活を充実させていきたいと思います。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/駒形依子先生(こまがた医院院長)
2007年東京女子医科大学卒業後、米沢市立病院、東京女子医科大学病院産婦人科、同院東洋医学研究所を経て、2018年1月こまがた医院開業。2021年9月より介護付有料老人ホームの嘱託医兼代表取締役専務に就任し現在に至る。著書に『子宮内膜症は自分で治せる(マキノ出版)』『子宮筋腫は自分で治せる(マキノ出版)』『膣の女子力(KADOKAWA)』『自律神経を逆手にとって子宮を元気にする本(PHP研究所)』がある。

イラスト/サトウユカ

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています

著者/井出 さくら
40代女性。子どもは独立し今は夫と2人暮らしの主婦。大好きなアクセサリー作りを仕事に。収入は少ないけど好きなことなので意外と気に入っている。