命令ではなく行動を促す言葉に
子どもに怒ったことに対して「その言い方やめて!」と逆に怒られてしまった私。ふと思い返してみると、口調が子どもに“行動をさせる”ための命令口調になってしまっていることに気が付きました。
子どもいわく、幼稚園や小学校の先生は「〇〇をやって」「〇〇へ来て」という言い方ではなく「〇〇をしよう」「〇〇へ行こう」と、子どもを誘うような言い方をするとのこと。たしかに先生のように、子ども1人に行動を求めるのではなく、一緒に行動をしようと働きかける言葉づかいをするほうが、やる気を削がないのではと思い至ったのです。
それから、子どもに対して一方的に何かをさせるように言うのではなく「宿題やろうね」「習い事に行こうか」と、誘いかけるような口調で言うよう心掛けたところ、以前と比べ、子どももさっと行動するようになった気がします。自分では無意識で使っていた言葉でしたが、だからこそ子どもにやる気をなくすような気持ちにさせてしまっていたと反省しました。
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まとめ
子どもに怒り方の口調を注意されて、自分の言葉の言い回しを反省した今回の出来事。子ども相手だけでなく、知らぬ間に友人や大人に対しても使っていたかもと思うと心配になりましたが、今回のことで、相手を思いやった言葉づかいに心掛けようと改めて思い知らされました。
※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
イラスト/おみき
※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)
著者/江口 りん子
40代女性・1児の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。