最終日も驚きがいっぱい【マリ・クレールデジタル編集長のパリコレ日記】

2025年春夏パリコレクションが9月23日から10月1日まで開催されました。ファッションショーやプレゼンテーション、イベントなど盛りだくさん。ファッションのことだけでなく、街で見かけた気になること、パリらしいものなどをお伝えします。今回は最終日のDAY 9。

食通を満足させる通りRue du Nil

取材で知り合った女性から、「ここにはぜひ行ってみて」と勧められたのが、2区にあるRue du Nilという通りです。小さな通りで、どちらかといえば路地のような雰囲気。ここは食通を満足させるレストランや食材店が並んでいます。

パリに住む知り合いの食通たちから勧められたのが、「PLAQ」というお店。チョコレートの専門店ですが、店内でカカオ豆の焙煎(ばいせん)からチョコレートを作るまでがここで行われています。言ってみれば、チョコレート工場のよう。店内も商品もおしゃれ。店内で買ったものを外の椅子に座って食べている人も。

また有名な「Frenchie」というレストランのほか、おいしいベーカリー、そして産地などにこだわった八百屋や鮮魚店もありました。私は八百屋でちょうど旬のイチジクとシチリア島のミカンをひとつずつ買ってみましたが、美味でした。この小さな通りを歩くだけでも、フランスの食文化の豊かさを体感することができます。

text: 宮智 泉(マリ・クレールデジタル編集長)

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