職場で赤髪がNG!? さてどうする?
赤い髪にした翌日はパート先の仕事納めの日でした。職場の仲のいい女性スタッフさん達は
「あら、びっくりした! でもよく似合ってるわ!」
くらいの感じで快く接してくださり、特に何事もなくその日は終了しました。
年が明け、仕事始めの日、当然のように赤い髪で出勤。それから3か月は平和に仕事をしていました。そして3月の年度末、無事に新年度のパート契約更新をすることができました。50代の私にとっては本当にありがたいことです。
新たな気持ちで迎えた4月、新年度に入りせっせと働いていたところ、上司から呼び出しが。
「イシイさん、その髪色はちょっと派手過ぎるので改めてください」と。私の髪色に指導が入ったのです。
赤くしてからすでに3か月経過。すっかり認知していただいているものと思っていたのですが、私の思い込みだったようです。なので、反抗することなく
「早急に改めます!」
と返事をしたものの……。
そこから少し悩みました。求められている対応は、この赤い髪を黒く染め直すことだと分かってはいますが、赤い髪をかなり気に入っていたため、染め直すのはイヤ。そうするとパートを辞めるか、赤い髪を隠すか……。
隠せばいいのか!
考えた末、指導を受けた2日後に、ウィッグをポチっていました。
「今の職場が好きだし、その職場の風紀を乱さず働きたい」という気持ちが強かったですし、そのためならウィッグを被ること自体を楽しんでしまおうと思ったのです。
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赤い髪を隠せる新たなスタイルにトライしてみた!
意外とイケてる。
職場の反応ですが、仲のいい女性スタッフさんたちにはこちらからウィッグを被り始めたことを伝えました。引かれたり批判されたりすることはなく、自然に受け入れてくださっていただけました。
男性スタッフさんたちは、気付いているのかいないのか……特に話題にしてこないのでこちらからも触れていません。
そして現在、ウィッグを被ってパートに出勤して7か月が過ぎました。
真夏はさすがに暑くて参りましたが、そこを乗り越えたのでこのスタイルを続けていく自信がつきました。パート勤務時間はウィッグで、プライベートは赤い髪を楽しんで、と生活にメリハリがつき、案外このスタイルをいいなと思っています。
今のところウィッグは、私の中では仕事の制服のようなものという位置付けなのですが、もう少し余裕ができたら、素敵なウィッグをプライベートで楽しんだり被って出かけたりということにも挑戦するつもりです。
グレイヘアを経て、赤い髪、ウィッグスタイルに至った経緯でした。
次回は、趣味で楽しんでいる着物について書いてみようと思います!
編集/大人のおしゃれ手帖編集部
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