日本理化学工業は、ガラスや鏡などのつるつるとした平滑面に発色良く描け、水拭きで簡単に消去できる、新しい絵具「キットパス」を広めるため、インストラクター制度「キットパスアートインストラクター」を導入している。そのインストラクター向けワークショップやスキルアップの各種講座などを盛り込んだイベント「パスフェス2024」を、2024年11月9日に神奈川県川崎市内の同社本社で開催した。

スペシャルイベントに西村公一さん、飯塚淳子さん

今回のスペシャルイベントは、西村公一さんによるワークショップ「stroke painting(ストローク・ペインティング)~描くことの単純化~」と、飯塚淳子さんによるワークショップ「クリスマスイベントにすぐ使える!『サンタさんの顔はめアート』作り」。

西村さんは、ハートをテーマにした作品でおなじみのアーティスト。ワークショップでは、何かを描くことから解放されて、抽象表現とアートの基礎的な発想を体感してもらうため、「キットパス」を使って窓いっぱいに自由な表現を行った。西村さんにとって、ドローイングを解説しながらワークショップを行ったのは初めてのことだったという。

また、飯塚さんは、イベントやワークショップですぐに活用できる顔はめアート作りを伝授した。顔の部分がくり抜かれた型紙にサンタの帽子や衣装を描く顔はめアート。作成したあとに顔をはめて写真を撮って楽しむことができる。

この日はスペシャルイベントのほか、「キットパスでランタンを創ろう~クリスマスバージョン~」、「クリスマスわんにゃんチョークアート」、「12色で白い花を描く(クリアファイル仕上げ)」、「kitpasでボタニカルシール」、「kitpasで指スタンプアート クリスマスプレートに紙皿を描こう」、「美味しいお寿司のシズルボードワークショップ」、「マカロンストラップを作ろう」、「光の透かし絵」、「kitpas de バルーンお絵描き」といったワークショップも実施。

これらのワークショップで学んだキットパスアートインストラクターが、今後は幼稚園や保育園でのアート企画、飲食店の看板やPOP活用などにスキルを生かしていく。

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