【秋冬の伊豆旅】静岡・伊豆で至極の「温泉＆伊勢海老」を堪能できる名宿3選

『つるや吉祥亭』の露天風呂

　都心からのアクセスがよく、海と山、そして多くの観光スポットと見所たっぷりの静岡県・伊豆エリアは、ここ十数年で人気がずっと右肩上がり。特に秋シーズンは9月末に漁が解禁となる伊勢海老を求めて、多くの旅行が足を運ぶホットシーズンです。

　そこで今回は美味しい伊勢海老料理をプランに組み込んでいるホテル＆旅館、計3軒をピックアップ。日中に伊豆観光を楽しんだ後は宿の温泉で疲れをいやし、極上の伊勢海老に舌鼓を打つ……そんな夢のような一日を過ごしてみてはいかが？

抜群の展望と自家源泉かけ流しの湯が魅力の『つるや吉祥亭』

　東伊豆町の静かで素朴な港町、北川（ほっかわ）温泉の海沿いに佇むホテル『つるや吉祥亭』。こちらで注目の宿泊プランは、来年3月31日までの期間限定で旬の伊勢海老を食べ尽くす「伊勢海老尽くし会席」。1泊2食（夕・朝食）2万6600円～（1名分／税・サービス料込／入湯税150円別）。

　宿での夕食は、姿造り、焼物、鍋物、椀物まで、1人につき2尾を使った贅沢な伊勢海老メニューを提供。身が太く引き締まり、プリプリとした弾力と甘味のある旨さを備えた伊勢海老を存分に楽しめます。さらに特典として、日本酒のコンクール「Kura Master」で入賞した静岡の名酒1合が付いてくるのも嬉しいところ。

［食楽web］

　朝食は館内の膳所『彩』で、炭火で焼いたアジやサバの干物、出し巻き玉子、お造りの頭と殻で出汁をとった味噌汁など、美味しくてカラダにも優しい和食膳が堪能できます。

　客室は全室で駿河湾を一望できるオーシャンビュー。お風呂は自家源泉かけ流しの天然温泉湯を使った温泉大浴場や露天風呂など、計4ヵ所の貸し切り風呂があり、上質でゆったりとした時間を過ごすことができます。

『つるや吉祥亭』では、同じく伊勢海老をふんだんに用いた宿泊プランが複数あり、同じく東伊豆町北川温泉で展開している系列ホテル『吉祥CAREN』でも、伊勢海老を味わえる宿泊プランを販売しています。詳細はいずれも公式サイトをチェックしてみてください。

●DATA
つるや吉祥亭「伊勢海老尽くし会席宿泊プラン」
期間：2024年10月1日（日）～2025年3月31日（金）
料金：1泊2食（夕・朝食）2万6600円～（1名分／税・サービス料込／入湯税150円別途）
https://www.tsuruya-kisshotei.com/

開業55周年の『休暇村南伊豆』でビュッフェと伊勢海老を堪能！

　伊豆半島の最南端、南伊豆弓ヶ浜にある温泉リゾート『休暇村南伊豆』では、ホテル開業55周年を記念して、伊勢海老2尾が付いた宿泊プラン「伊勢海老2尾付きグランビュッフェ」を11月30日までの期間限定で展開中です。

　夕食「グランビュッフェ」では、伊勢海老のプリッと弾ける食感が味わえる「蒸籠（せいろ）蒸し」、もっちりとした甘みが印象的な「活造り」、海老の頭で出汁をとった「味噌汁」で〆る、旬の伊勢海老を楽しめるコースをいただくことができます（1日15食限定・前日15時までの予約制）。価格は1泊2食付きで2万7500円～（税込・入湯税別）。

　この「グランビュッフェ」の魅力は、伊勢海老だけではありません。金目鯛の切り身の煮付けや炊き込みご飯、ローストビーフやサザエのつぼ焼き、ライブキッチンで調理される揚げたての天ぷらや握りずし、ケーキなどの各種スイーツと、50種類を超える料理をビュッフェスタイルの“食べ放題”でも提供。伊豆の海の幸・山の幸をお腹いっぱい楽しめてしまいます。

　また、翌朝の朝食も充実。専用オーブンで焼き上げるパン、調理人が目の前で仕上げるホテルの名物「鯛茶漬け」などが堪能できます。晩秋の南伊豆とリッチなメニューを楽しんでみては？

●DATA
休暇村南伊豆「伊勢海老2尾付きグランビュッフェ」
期間：2024年9月2日（月）～11月30日（土）
料金：1泊2食（夕・朝食）2万7500円～（税込・入湯税別）
https://www.qkamura.or.jp/izu/