息子の看病をしながら夫婦で反省したこと

土曜日の午前の小児科はとても混み合っています。苦しそうな息子を抱いて順番を待ち、診察を受けました。診断結果はアデノウイルス感染症。この病気は喉の痛みと長引く発熱が特徴で、結膜炎が起きることもあり、 安静が必要とのこと。車で自宅に帰り、看病体制を整えました。夫は喉の痛みに苦しむ息子の世話をしながら、何か感じたようです。

その夜、息子が寝静まってから、夫が「今日はごめん。久しぶりのディナーがうれしくて、ケーキも予約していたんだ……。Aが苦しそうだったのに、自分のことばかり考えていた。本当にごめん」と謝りました。「私もせっかく予約してくれたのに、お義母さんと行って、なんて……。ごめんね。もっと言い方を考えるね」と謝りました。「一番大切なのは息子だから。ちょっと張り切りすぎて恥ずかしかったし、ちょっと大人げなかった」と夫は反省した様子。「結婚記念日の一番の願いは息子が元気になってくれることだね」と確認し合い、仲直りしました。

「でも、レストランに行きたかったな……」と未練がましく言う私。すると、「レストランに謝罪とキャンセルの連絡を入れたら、ランチもやっているから今度息子さんと来てって。お子さま連れの方も歓迎だって」と夫。息子が元気になったら、3人でランチに行こうと約束しました。

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まとめ

久々に夫婦でデートをしようとした矢先に、息子が発熱してしまい予定はキャンセルに。夫の自分本位な発言には驚きましたが、息子の看病をしながら、私たち夫婦にとって一番大切にしたいのは息子だと確認し合う良い機会になったと感じます。予約をして夫婦2人でディナーデートをするのはまだ難しいけど、それは息子が大きくなったときの楽しみとしてとっておこうと思います。今は3人で過ごす時間を大切に、仲良く過ごしていきたいと感じた出来事でした。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。

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※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年10月)

著者/品川 あすか
40代女性。2022年に生まれた長男を育てている看護師ママ。子育てと仕事の両立に悩んだ日々をもとにライター活動をスタート。休日は子どもと公園で走り回ってリフレッシュしている。