家づくりで「パントリー」という言葉を耳にする機会もあるでしょう。パントリーは「食料庫」というイメージを持っている方も多くいますが、アイデア次第でさまざまな使い方が可能です。
パントリーの設置を考えている方は、パントリーの種類や活用のコツを知っておきましょう。この記事ではパントリーとは何か、どのような種類があるのかを解説しつつ、上手に活用するコツやデザイン事例をご紹介します。
パントリーとは?
パントリーとはキッチンの近くに設置される収納スペースのことです。以下のように、食料や食器、使う頻度の少ない食器などを収納するために利用されます。
・お米
・根菜類
・レトルト食品、インスタント食品
・缶詰
・飲料、お酒
・非常食、保存食
・調味料
・使用頻度の少ないキッチン家電
(広告の後にも続きます)
パントリーには大きく2つのタイプがある
パントリーは「小部屋タイプ」「壁面タイプ」の大きく2つに分けられ、それぞれメリット・デメリットがあります。これからパントリーを導入する方は、それぞれの特徴を踏まえてどちらを設置するか検討してみてください。
ここでは2つのタイプの特徴をご紹介します。
小部屋タイプ
仕切られている小部屋タイプのパントリーで、「ウォークインタイプ」と「ウォークスルータイプ」があります。広さがあり、多くのものを収納できるのがメリットです。
しかし、次にご紹介する壁面タイプよりも、設置するのに相応のスペースが必要です。ただ、半畳あれば設置可能であるため、それほど敷居が高いわけではありません。
壁面タイプ
壁面タイプは壁に面して設けられているパントリーです。食器棚タイプもあれば部屋の角を利用したコーナータイプ、キャスターがついたスライドキャビネットタイプもあります。
壁面タイプは小部屋タイプよりもモノを取り出しやすいのがメリットです。ただし、小部屋タイプと比べると収納力は劣ります。