パントリーとは?上手に活用する7つのコツとデザイン事例をご紹介

パントリーを設置する3つのデメリット

パントリーには魅力的なメリットがいくつかありますが、少なからずデメリットもあります。デメリットを知らないまま設置してしまうと後悔するでしょう。ここでご紹介するパントリーを設置するデメリット3つを参考にしてみてください。

 

1.スペースが必要

パントリーの設置には相応のスペースを確保しなくてはいけません。広いパントリーを設置しても、使わなければ無駄になってしまいます。また整理整頓しなければ使いにくく、ただの物置になってしまう可能性もあります。

 

2.設置費用がかかる

パントリーの設置には費用がかかります。一般的にはウォークインタイプの個室型、オープン型、そして壁面収納型の順に高くなります。予算を含めてどのようなタイプを設置するか検討するとよいでしょう。

 

3.動線が長くなる場合がある

キッチンとパントリーが離れている場合、調理中に食材や調味料を取りにいかなければいけない際は手間がかかります。効率よく家事ができるようなパントリーの設置場所、広さなどを考えるとよいでしょう。

 

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パントリーを活用する7つのコツ

パントリーのメリット・デメリットを知ったうえで、導入を前向きに検討している方も多いのではないでしょうか。パントリーは活用次第で収納力や利便性を向上できます。パントリーを設置する方は、ここでご紹介する7つの活用ポイントを押さえておきましょう。

 

1.棚の高さに合わせて収納するものを分ける

パントリーで収納するものは、以下のように棚の高さに合わせて分けましょう。

・腰より低い位置:重量のあるもの。お米や大容量の調味料など。

・腰より上の位置:頻繁に使うもの。野菜、食器など。

・目線の位置:軽いもの。お菓子やカップ麺など。

 

2.収納ボックスやバスケットを活用する

パントリーを整理整頓して使いやすくするために、収納ボックスやバスケットを用いるのがポイントです。使用頻度の少ないものは収納ボックスに入れ、タグやラベルを貼って何が入っているかひとめでわかるようにするとよいでしょう。

 

3.棚は可動棚タイプにする

棚を可動棚タイプにすることで、自分の好みに合わせて高さや収納スペースをカスタマイズできます。また奥行きがある場合は、奥にしまってあるものを取り出しやすくするために引き出し収納を用いると便利です。

 

4.湿気対策をする

窓や換気扇がないパントリーは匂いや湿気がこもりやすいため、湿気対策が必要です。対策を何もしないと食材を腐らせてしまう恐れがあります。除湿機を置く、除湿剤を用いるなどしましょう。

 

5.センサーつきの照明をつける

センサーつきの照明があると、両手が塞がっているときにパントリーに入っても自動で照明がつきます。スーパーで荷物を買い込んでしまい、両手で荷物を持っている際も便利です。

 

6.引き戸にする

開き戸だと扉を開くためのスペースも必要ですし、片手で開けられず不便です。引き戸にすればスペースも取らず、重たい荷物を持っているときでも開け閉めしやすくなります。

 

7.動線のよい場所に設置する

パントリーは設置場所によって使いやすさが大きく変わります。家族の生活動線を邪魔しない場所に設置するとよいでしょう。