修禅寺は観光客も多いですが、現在も多くの檀家を抱え、地元の人に愛されているお寺
●自分の”推し“を喪失する”推しロス“による心の傷を癒す『伊豆マリオットホテル修善寺』提案の”推しロス旅“。2日目はパワースポットなどを巡る修善寺の旅です。
2日目、修善寺観光へ出発
『伊豆マリオットホテル修善寺』の「Healing Journey」プランを利用して、推しロス旅の初日。ホテルで朝食を食べて、朝風呂も堪能したら、2日目は修善寺観光へ。
修善寺エリアの魅力と言えば、「竹林の小径」や「日枝神社」、「独鈷(とっこ)の湯」などコンパクトながら見どころがぎゅっと詰まっています。さらに、無料の足湯や日帰り入浴ができる温泉施設で湯めぐりも楽しめるのです。
※お清めやホテルなどで癒される初日の推しロス旅はこちらをチェック!
「独鈷の湯」(写真右下)。近くに足湯施設「足湯・湯河原」、「リバーサイドテラス杉の湯」(写真左上)など無料スポットも充実
引き続き、著者の分身「あっこちゃん」が旅のナビゲートをしてくれます。あっこちゃんのお目当ては、「竹林の小径」とおそば。
年内は新そばを楽しめるし、静岡ならではの生わさびも外せません。文豪たちが愛した美しい景観「竹林の小径」も一生に一度は見てみたいスポットです。
夏目漱石は療養のため、芥川龍之介は温泉に浸かりながら静かな環境で創作を行い、修善寺にまつわる作品も執筆しています。修善寺周辺には句碑が立てられていて、文学ファンにとっても味わい深い場所です。
文豪も愛した世界的な人気スポット「竹林の小径」
窓から眺める竹やぶの景色はさぞ絵になったことでしょう
ということで、「竹林の小径」を進んでいきましょう。名前の通り、竹が左右に立ち並ぶ小道。昼は澄んだ空気の中、木漏れ日が差し込む静かな空間です。
夜はライトアップされる時間帯があり、その幻想的な景色から海外の観光客の姿も見られ、世界的な人気スポットとなっています。
「この人たち何しているの?」
小径を進んでいくと、中央に大きな円形のイスのようなものが設置されていました。みな、寝転び空に向かってカメラを向けているではありませんか。
「わー、きれい!」 [食楽web]
上を見上げると、ちょうど空を切り取るように竹が茂っているのです。まるで額縁に入った絵画のよう。自然が作り出した作品を見るために、みんな寝転んでいたのでした。
小腹を満たすジェラートや甘味も販売
修善寺はおよそ1時間から2時間もあれば全体の街歩きができます。心地よい散歩を終えた後は、『亀屋 甘泉楼』や『いちばんかん』などで静岡県産のお土産を見たり、ここでしか食べられないジェラートや和菓子を食べたり、イートインスペースで一息つくこともできます。
お目当ての新そばを食べに! 地元の人おすすめの『そば処ささや』
「待ちに待った新そばね!」著者の分身あっこちゃんも嬉しそう
湯めぐりやお土産品も購入したところで、おなかも空いてくるころ。ということで、新そばを食べに『そば処ささや』に来ました。こちらのお店、手打ちの十割そばとわさび丼が名物で、平日でも満席になりすぐに入れないほど地元の人にも人気があります。
わさび一本付き十割そば
十割だけど、つるりとのど越し良く、香りもやさしいおそば。つゆの味わいも良く、たっぷりつけてもそばの風味を壊しません。水の清らかさもさることながら、職人の熟練度を感じさせる一皿です。
円を描くようにすれば辛みを抑えて、風味だけを楽しめます
おろしたてのわさびもお好みで。たっぷりつけて食べてもまったくツーンとせず、わさびの爽やかな香りを堪能できますよ。
●SHOP INFO
店名:そば処ささや
住:静岡県伊豆市修善寺4281-45
営:11:00〜15:00
TEL:05-5873-1338
休:不定休
おまけ
さぁ、おなかも心も満たしたところで、帰路につくとしましょう。その前に美味しい寄り道を。
これは別腹♪
さっきおそばを食べたばかりだけど、修善寺駅の名物「アジ寿司」を食べずしては帰れません。「武士のアジ寿司」は、全国から駅弁ファンがわざわざ買い求めにくるほど人気の一品。浅〆のアジが香りご飯の上にぎっしり敷きつめられていて、食べ応えもバツグンなのです。
「三島で途中下車して、三島コロッケとかうなぎも食べたいな~」
しっかり食べて帰りました
心も体も癒やされた推しロス旅。大人の癒しは修善寺にあり。ぜひお出かけの予定を立ててみてはいかがでしょうか。
竹製のお箸、わさび茶漬け、静岡県産のお茶、銘菓「こっこちゃん」などお土産もたっぷり買ってご満悦
(撮影・文◎亀井亜衣子)