現在、東京国立近代美術館では企画展「ハニワと土偶の近代」が開催中。歴史的な価値と、キャラクターのような愛らしさを兼ね備えるハニワと土偶の魅力を徹底解剖しています。さらにミュージアムショップでは、今しか手に入らないオリジナルグッズを販売。
気になる展覧会の様子とオリジナルグッズをチェックしていきましょう!

ハニワと土偶の歴史・文化的価値を深掘り


美術や建築、映画、テレビ番組に至るまで、幅広い領域で文化現象を巻き起こしてきたハニワと土偶。本展覧会では、教科書で見たことのある出土品以外にも、モチーフとして昇華された美術作品を多数展示。ハニワと土偶の歴史・文化的価値を時代ごとに分析しつつ、その魅力を改めて紐解く絶好の機会です。

序章と1章では、近代国家の形成過程におけるハニワのあり方を紹介。日本神話イメージを構築する資料から、ハニワそのものの美しさが注目されるようになった過程を垣間見ることができます。

続く2章では、文化的なシンボルを巡って「縄文的・弥生的」という二項対立の論争が巻き起こった戦後の日本が浮き彫りに。
さらに、岡本太郎やイサム・ノグチなどが手がけた多くの芸術作品も一同に集結。ハニワと土偶をアートに組み込んだ多彩な作品に心が弾みます。

ラストの3章では、ハニワや土偶のイメージが大衆へと広く浸透してきた世の中の流れを回想。SF・オカルトブームが起きた1970~1980年代を起点とし、アニメやマンガなどさまざまなジャンルに派生した愛らしいハニワと土偶に出合うことができます。

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「可愛すぎる!」と話題の限定グッズをピックアップ


展覧会をひと通り楽しんだあとは、ミュージアムショップでグッズをチェック。
ハニワと土偶をかたどった模型や発掘セットなど、マニアにはたまらないアイテムが豊富にそろっていました。そのなかでも、本展覧会でしか手に入らないオリジナルグッズをご紹介!

アクリルキーホルダー


1983年から1989年までNHKで放送されていた「おーい!はに丸」のはに丸とひんべえが、アクリルキーホルダーとなって復活! はに丸の口癖「はにゃ?」の吹き出しと展覧会のロゴのチャームがセットになった愛らしいアイテムです。ちなみに、はに丸の声優はアニメ「ワンピース」の主人公・ルフィの声でお馴染みの田中真弓さんが務めたのだとか。

価格:¥880

Tシャツ 2種


ハニワと土偶の顔が前面に施されたプリントTシャツは、単純線で描かれたシンプルなデザインと絶妙な表情がポイント。「どちらを選べばいいのやら……」と迷わずにはいられません。サイズ展開がS・M・L・XLと豊富なのもうれしいですね。

価格:¥3,850

バッグ3種


バッグ類はどの展覧会でも売れ筋ですが、今回はサイズ・形が異なる3種類がラインナップ。展覧会のロゴをプリントしたサコッシュに、蓑虫山人《埴輪群像図》の図像をプリントした縦長トート、長谷川三郎《無題—石器時代土偶による》の作品をあしらったトートバッグ専門ブランド「ルートート」とのコラボレーショングッズ。遊び心をくすぐるクセのあるデザインが魅力的!

価格:サコッシュ¥1,650、縦長トート¥2,800、コラボトート¥5,400

サコッシュはスマホショルダーとしても使えるコンパクトなサイズ感。ポケット付きで意外にも収納力が高いので、使い勝手も抜群です。

測量野帳


文具好きにおすすめなのが、「コクヨ」の定番商品・測量野帳とのコラボレーションアイテム。バッグや胸ポケットにすっぽり収まるスリムな形で、持ち運びに便利!

価格:¥800

はにわサブレ


展覧会限定の特別パッケージに「十万石ふくさや」の「はにわサブレ」が5枚入った、ばらまき土産にもちょうどいいお菓子。今にも踊り出しそうな陽気なハニワたちと、アーモンドとバターのまろかやかな甘さに癒やされます。

価格:¥1,188

ハニワと土偶は単なる出土品の域を超え、今や多くの人に愛されるまでに浸透。本展覧会はそれぞれが担わされてきた歴史と魅力を一度に体感できる絶好のチャンスです。この機会に、めくるめく“ハニワと土偶の世界”へと足を踏み入れてみませんか?

【開催情報】
「ハニワと土偶の近代」
会場:東京国立近代美術館
会期:開催中~12月22日(日)
時間:10:00~17:00(金・土は20:00まで) ※入館は閉館の30分前
入場料:一般¥1,800、大学生¥1,200、高校生¥700
公式サイト:https://haniwadogu-kindai.jp/