老舗の鋳物メーカー「能作」から、錫(すず)を用いたジュエリーブランド「NS by NOUSAKU」がデビュー。軽く柔らかな錫の特性を利用したジュエリーは、シルバーやゴールドとはまた異なる魅力がある。能作が新たな挑戦としてジュエリーを手掛けた理由や、リボンをテーマにしたファーストコレクションの特徴を深掘りしていく。
クラフツマンシップを感じる店舗体験
NS by NOUSAKU 直営店 photo by Satoshi Takae
11月20日、コレド室町テラス1階に「NS by NOUSAKU」の直営店がオープン。内装デザインはブランドディレクターの永山が手掛けた。
天井からつるされているのはしずくをイメージした錫のオブジェ。床には錫を製造する時の鋳型と同じ土が使われており、空間全体で能作のクラフツマンシップを感じることができる。
店内には錫製のオリジナルじゅうきが並び、ジュエリーと同じく曲線を大切にしたデザインが美しい。
現在「NS by NOUSAKU」の製品を購入できるのは公式オンラインストアとコレド室町テラス1階の直営店のみ。人生に柔和な輝きを添えてくれる小さな相棒として、錫ジュエリーという選択肢を。
text: Azu Satoh
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