50代女性に見られる「5つの性格タイプ」の概要について考える。50代と言えば人生折り返し地点で、更年期も気になる時期。そのタイプ形成には、「バブル時代を享受したか」が、大きな鍵と言えそうだ。
女性に立ちはだかる「年齢の壁」
長い間、さまざまな年代の女性たちに恋愛観や人生観を聞いては書く仕事をしている。
一般論だが、女性には「年齢の壁」、正しくは「年齢からくるイメージによる呪縛」のようなものがあるように思う。
30歳は結婚、40歳は出産、そして50歳が女として最大の壁である「閉経」。
女性の平均閉経年齢は51歳だが、その前後5年の45歳から55歳あたりの約10年間が、いわゆる「更年期」と言われている。
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更年期は「失われた10年」である
この更年期期間は、「失われた10年」とも言える。婚活パーティーなどに行こうとすると、案外、この年代だけがはずされているのだ。
(子どもを希望する男性にとっては)現役ドンピシャの婚活相手でもなければ、シニア世代とも言えない不確定な年代なのだろう。
人生100年と言われている現在、完全な折り返し地点である50歳、そして健康年齢を考えればあと20年か30年か……。
かつて、人間の平均寿命は50歳代だった。閉経すればあっという間に人生を終えた。だが今は、それから何十年も生きなければならない。
閉経したところで女は女。だが、「閉経=女でなくなる」というイメージはいまだあるようだ。 女性たちが揺れ動いてしまうのも不思議ではない。