お気に入りの眼鏡は少しでも長持ちさせたいもの。でも、間違ったお手入れをしていると、眼鏡の寿命を縮めてしまうことがあります。普段何気なくやっていることが、実はNGなんてことも…。正しいお手入れ方法を知って、大切な眼鏡を長持ちさせましょう。
やってしまいがちな「実はNG」のお手入れ
siro46 / PIXTA
デザインやフィット感がお気に入りの眼鏡は、長く大切に使いたいもの。でも、何気なくやってしまいがちな良くないお手入れが原因で、眼鏡の寿命が短くなることもあります。
たとえばレンズが汚れたとき、ついハンカチや服で拭いてしまっていませんか?
眼鏡のレンズは繊細なので、ハンカチや服など繊維の荒い布で拭いてしまうと細かな傷がついてしまいます。
また、汚れが気になったからといって、いきなり乾拭きするのもNG。レンズについたゴミや花粉も一緒にこすることになり、レンズを傷つけてしまいます。
他にも、お湯で眼鏡を洗うのも避けたいお手入れの一つ。眼鏡のレンズやフレームは熱に弱いので、お湯で洗うとレンズのコーティングが剥がれたり、フレームが変形するリスクがあります。お風呂やサウナに入るときは、眼鏡を持ち込まないように気をつけましょう。
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これが正解!眼鏡の正しいお手入れ方法
眼鏡は、正しくお手入れをしていれば、長く快適に使っていけます。まずは正しいお手入れ方法を確認してみましょう。
<眼鏡の正しいお手入れ方法>
レンズからフレームまで、常温の水道水で洗い流します。水で洗うことで、細かなゴミや花粉まで落とすことができます。
眼鏡が濡れた状態のまま、レンズクリーナーを吹きかけます。レンズの表と裏、フレームまでしっかりと吹きかけるのがポイント。
指の腹を使ってクリーナーを全体に伸ばしていきます。鼻パッドやフレームの耳かけ部分などは意外と汚れやすい部分。こうしたパーツにもしっかりとクリーナーが行き渡るようにしましょう。
ティッシュを軽く押し当てるようにしてクリーナーを吸い取ります。こするように拭くとティッシュの繊維が残りやすくなるので気をつけて。クリーナーごと汚れを吸い取るイメージです。
仕上げに眼鏡拭きでレンズとフレームを拭き上げます。
できれば1日に1回、上記の手順でお手入れをするのが理想。眼鏡クリーナーが手元にない場合は、ひとまず水洗いで汚れを落としてからティッシュなどで水分を吸い取り、眼鏡拭きで拭き上げましょう。
こうした正しいお手入れに加え、半年に1回ペースで眼鏡専門店にてクリーニングをすればなお安心。クリーニングのついでにフィット感や度数をチェックしてもらえば、長く快適に眼鏡を使っていけますよ。