米国を本拠とする国際的なマーケティングリサーチカンパニー、J.D. パワー(ジェイ・ディー・パワー)より、J.D. パワー2024年自動車保険契約者満足度調査℠の結果が発表されました。今回で13回目となる本調査では、代理店系の顧客へのイメージ回復が急務であること、また、保険料の理解把握が満足度醸成に重要であることなどが明らかとなりました。満足度ランキングの結果と共に詳細を見ていきましょう。

2024年自動車保険契約者満足度調査

CS(顧客満足度)に関する調査・コンサルティングの国際的な専門機関である株式会社J.D. パワージャパン(本社:東京都港区、代表取締役社長:山本浩二、略称:J.D. パワー)は、J.D. パワー2024年自動車保険契約者満足度調査SMの結果を発表した。

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業界全体の顧客満足度とロイヤルティは代理店系、ダイレクト系ともに横ばい

本年調査の総合満足度は、前年調査(2023年11月発表)と比較して、代理店系保険会社*1の部門平均が+3ポイントの645ポイント、ダイレクト系保険会社*1の部門平均が+2ポイントの675ポイント(ともに1,000ポイント満点)となり、いずれも横ばいに推移した。

総合満足度を構成する5ファクターを見ても、10ポイント以上増減しているものはどちらの部門でも見られなかった。加えて継続意向と推奨意向についても前年から大きな変化は確認されず、安定的なスコアであった。

*1以下、代理店系保険会社を代理店系、ダイレクト系保険会社をダイレクト系と記載。