文具のとびら編集部
キングジムグループ6社が一堂に集まる展示・販売イベント「キングジムフェア2024」が、2024年11月28日~30日に開催されました。筆者も初日に取材で訪れましたが、かなりの賑わいでした(関連記事)。
イベント開催を記念して、限定アイテムも販売していました。キングファイルを模したハードカバーノート「キングファイルノート」や、キングジム創業時の社名「名鑑堂」時代のパイプファイルのデザインを復刻した「復刻版キングパイプファイル」、サクラクレパスとコラボレーションしてキングファイルにちなんだカラーを揃えた「キングファイル×クーピーペンシル®」などなど、同社商品をモチーフにしたアイテムを多彩にラインアップしており、文具ファンならばぜひ手に入れたいと思うものばかり。この中から「キングファイルノート」と「キングファイル ブックカバー」を購入しました。
ハードカバーの上質なノート
「キングファイルノート」は、コミックサイズのハードカバーで、しかも400ページの大容量。横罫(青)、方眼(グレー/スクエアマークは赤)、無地(黒/同黄)の3種類で、価格は1冊税込1,650円です。
どれを買おうか随分悩みましたが、方眼罫が好みなので、方眼ノートを選びました。こうして見ると、本当に「キングファイル」そっくりですよね。
外見だけでなく、見返しにはキングファイルの裏表紙、とびらにはインデックスが印刷されていて、再現度にかなりこだわっています。また、フラットに開きやすい製本なのも特徴。ミシン目が入っているので、切り取ることもできます。しおり紐が付いているのもありがたいです。
そして、本文用紙にもこだわったとのこと。コシのあるしっかりと紙で、表面はツルツルとした手触り。いろんな万年筆で試し書きをしてみましたが、引っかかりもなく、サラサラとストレスフリーな書き心地です。
万年筆だけでなく、ゲルインクボールペンや油性ボールペン、ミリペン、サインペンなど様々な筆記具を試してみましたが、どれでも気持ちよく書けました。中でも、サクラクレパスの「ピグマ」で書いてみたら、本当にスラスラと滑るようにペンが紙の上を走り、書いていて爽快な気分になりました。このノートをお持ちの方は、ぜひ試してみてほしいですね。
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厚い本にも使えるブックカバー
「キングファイル ブックカバー」も、まるで「キングファイル」のようなデザインです。布製のブックカバーで、文庫本サイズと新書サイズの2種類があり(背表紙のスクエアマークは青・赤・緑・黄の4色)、文庫本サイズを購入しました。価格は税込1,480円です。
写真の文庫本は600ページ超とかなりの厚さですが、それでも難なくカバーをかけられました。というか、これぐらい厚みがあった方が、ファイルらしさが出ていいかもしれません。ブックカバーはいくつか持っていますが、厚みのある本には使えないものばかりなので、これはいい買い物をしたと満足しています。
今回購入したノートとブックカバーは、同社オンラインストアでも購入できます。他にも魅力的なアイテムがあるので、興味のある方はチェックしてみてください。