3.床暖房リフォームの費用を抑える方法

補助金以外で床暖房リフォームの費用を抑える方法として、以下の4つが挙げられます。

床暖房を部分的に設置する

張り替えではなく重ね張りにする

床の張り替えリフォームと同時に行う

相見積もりで比較する

1つずつ見ていきましょう。

3-1. 床暖房を部分的に設置する

床暖房は、設置面積が広ければ広いほど設置費用やランニングコストが高くなります。

そのため、リビングやダイニングなど人がよく集まる場所に絞って設置すれば費用を抑えることができます。家具の下には必要ないので、人の足がよく触れる場所に部分的に設置するようにしましょう。

大体部屋面積の5~7割を床暖房にすると、十分な断熱効果が得られるといわれています。

3-2.張り替えではなく重ね張りにする

床暖房リフォームには、以下のように「張り替え」と「重ね張り」の2種類の設置方法があります。

張り替え:既存の床を撤去して床暖房を設置する

重ね張り:既存の床の上から床暖房を設置する

床を張り替える場合、床暖房の設置費用とは別に約10万~15万円ほどの床の解体・撤去費用がかかります。

重ね張りは床の撤去費用が必要ない分、床暖房の設置費用を抑えることが可能です。

3-3.床の張り替えリフォームと同時に行う

フローリングは年月が経つと傷や汚れが目立ってきます。目安として、築10年経つと劣化が見え始めるといわれています。

床の張り替えを行う際に一緒に床暖房を設置すれば、一度に工事が終わる分手間や費用を抑えることができます。

床は室内の湿度やペット有無によって適切な張り替え時期が異なるので、具体的なタイミングはリフォーム業者に相談してみましょう。

3-4.相見積もりで比較する

リフォーム業者を選ぶ際は、相見積もりが必須です。相見積もりを行うことでリフォームの費用相場が把握できるほか、適正価格の業者を見分けられます。

リフォーム費用が高すぎる業者や、異常に低すぎる業者には注意が必要です。少なくとも3社以上で相見積もりを行うようにしましょう。

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4. まとめ

本記事では、床暖房の設置工事で使える可能性がある補助金について紹介しました。

床暖房に特化した補助金はないものの、省エネリフォームを対象とした補助金事業があるため、ご自身のリフォームで適用可能な制度がないかどうかぜひ一度探してみてください。

床暖房リフォームをどこに相談したらよいのか迷ったときには、リフォームガイドにご相談ください。お住まいの地域のリフォーム会社の中から、希望のリフォームを実現できるリフォーム会社をご紹介いたします。ご相談は無料なので、お気軽にお問い合わせくださいね。