文具のとびら編集部

デザインフィルは、「手書き」を楽しむ大人のためのステーショナリーショップを展開する「TOUCH & FLOW (タッチアンドフロー)」の10周年を記念して、「10th Anniversary Fair」を2024年12月4日〜2025年1月7日にタッチアンドフロー日本橋髙島屋 S.C.店および公式オンラインショップで開催している。期間中、日本橋店のギャラリーがフェア会場となり、これまでの歴史やものづくりへのこだわりなどの展示をはじめ、10周年を記念したさまざまな限定製品を展開している。

文具のとびら編集部は、フェア初日にタッチアンドフロー日本橋髙島屋 S.C.店にお邪魔してきました。

ときめきが止まらない「10th Anniversary Fair」開催中


10周年のキーグラフィックは、「タッチアンドフロー」のロゴマークであるコマが回転しているイメージから生まれた「スピンドット」。祝祭感あふれる真っ赤なデザインは、クリスマスシーズンにもぴったり。店内のポスター、ラッピングペーパーなどに使用されている。


店内のギャラリーには、10年間のあゆみを紹介した「HISTORY」、オリジナル製品の素材と加工、デザインについてのこだわりを伝える「PRODUCT」といったパネルを設置。さらに、「タッチアンドフロー」ユーザーが10年使っている愛用品と「タッチアンドフロー」のお気に入りの製品についてのインタビュー記事、一部愛用品の現物も展示している。上写真は、お子さんからのお手紙を貼っているというユーザーさんの愛用品紹介。


同店では10周年限定製品も実物を手にとって見ることができる。
2014年のブランド創設とともに誕生したレザーカバー「スケッチ」の10周年記念製品は、東京の老舗革工房「猪瀬」の熟練職人がブライドルレザーで仕立てた「ノート&ダイアリー用レザーカバー〔スケッチ〕ブライドル」(B6サイズ/ブラック/税込3万6300円)。表面の白い部分は模様ではなく、粉のような油脂成分(ブルーム)なのだそう。使っていくにつれてブルームがなじみ、深い美しい黒の手帳になっていくという。時間をかけて革を“育てる”楽しさを味わえる、すてきなアイテム。


「スピンドット」を大胆にデザインしたノートも販売。「デイリースケッチミニ」(B7サイズ/無罫/2 冊セット/税込550円)、「デイリースケッチフラット」(B6スリムサイズ/無罫/2冊セット/同660円)、「デイリースケッチ A5」(A5サイズ/無罫/2冊セット/同880円)の3サイズを展開している。


店内で多くの人の注目を集めていたのは、日本橋髙島屋 S.C.店限定の「メモ〔ジョッター〕選べる30柄」コーナー。備忘録やショッピングリストとして活躍する、H90×W64×D3mmのメモ「ジョッター」。今回は、エンボス加工を施した紙や友禅和紙など、さまざまな紙を表紙にしたスペシャルな「ジョッター」30柄のなかから5冊を選ぶことができる(よりどり5冊で税込550円)。特に和紙を使った表紙の加工は高い技術が求められるそうだが、和の趣を感じる美しい仕上がりとなっている。
(※オンラインショップでは、30種類の中からスタッフが選んだおすすめの5冊セット「〔ジョッター〕メモ おすすめ5柄アソートセット」2種を販売中)


このほか、来店客がお店へのメッセージを残せるスペースや来店時に楽しめる記念スタンプといった企画も用意されている。さらにフェア期間中、日本橋髙島屋 S.C.店とオンラインショップで買い物をした先着2,000人に、「スピンドット柄」の「ジョッター」をプレゼントしている(なくなり次第終了)。

(広告の後にも続きます)

「創作の楽しみを思い出す場」をコンセプトに


同イベントでは、以前ギャラリーで個展を開いたり、コラボアイテムを発売したりしたアーティストからのお祝いメッセージも展示

「TOUCH & FLOW」では、10周年を機にコンセプトを拡張。オリジナルプロダクトにおいては、従来の「『手書き』を楽しむ大人のためのステーショナリーショップ」を踏襲しつつ、手を動かす喜びや、そこから生まれる創作物、そしてその先にある幸せを提供し続ける店・ブランドを目指して「創作の楽しみを思い出す場」をブランドのコンセプトとしていく。
今後も店内のギャラリーでアーティストの個展を開催したり、作家の一点もののアイテムの取り扱いを強化するなど、アーティストとの絆を大切にしていくという。