外構工事とは?外構の種類別特徴や費用を抑える5つのポイントも解説

外構工事の費用相場

外構工事を検討する際、施工費用がどのくらいかかるかが気になるものです。

ここでは「工事ごと」と「スタイルごと」に分けて、工事費用の相場をご紹介します。

ただし、外構工事の費用は土地の状況、工事の内容や規模、建材などによって大きく変動するため、相場はあくまで予算を組むための目安です。

施工業者に現地調査をしてもらったうえで、必ず見積もりを取るようにしましょう。

 

工事ごとの費用相場

工事の内容別に費用をまとめました。実際の費用は、使用する建材や全長・面積、作業人数などによって変動します。目安として参考にしてみてください。

 

外構スタイル別の費用相場

外構スタイルごとに費用の相場をまとめました。実際の費用は、敷地面積や設置する構造物の内容などで大きく変動します。「工事ごとの費用相場」と合わせて参考にしてみてください。

なお、土地の形状によっては費用が割高になることがあります。高低差があり整備が必要な土地や、工事車両が入りにくい旗竿地などは、相場より多めに予算を組んでおくとよいでしょう。

 

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外構工事の費用を抑える5つのポイント

外構工事の費用を抑えるためのポイント5つを順番にご紹介します。

1. 外構に求める機能を絞り込む
2. 優先順位をつけて外構を整える
3. 外構工事の専門業者に依頼する
4. 素材を選ぶ
5. DIYにチャレンジする

 

1.外構に求める機能を絞り込む

外構工事はオーダーメイドであるため、望む機能をすべて盛り込もうとすると、予算オーバーになりかねません。

外構工事は、工事内容がシンプルであるほど、費用を安く抑えられます。まずは欲しい機能や設備を見直し、今の生活に必要なものを絞り込んでみるとよいでしょう。

 

2.優先順位をつけて外構を整える

外構は一度の工事で完成させるのではなく、段階的に整えていくという発想を持つと、初期費用を抑えることができます。

その際、優先順位をつけて、生活に欠かせないものや緊急性の高いものから取り組むとよいでしょう。

たとえば、プライバシーやセキュリティの確保にかかわることは、安心・安全な生活を送るうえで欠かせない要素であるため、早い段階で取り組む必要があります。また、駐車場や駐輪場は早めに確保して車や自転車を保護すると、劣化を防いでメンテナンスの回数や費用を抑えることができるでしょう。

 

3.外構工事の専門業者に依頼する

外構工事を住居と同じ建設会社に依頼すると、新たに外構工事の業者を探す時間や労力を省けます。ただし、ほとんどの建設会社は外構工事部門を持たず、関連業者を紹介されるため、工事費用に仲介手数料が上乗せされます。

外構工事の専門業者を自分で探して依頼すると仲介手数料は不要なため、その分を工事費用に回すことが可能です。外構工事は施工会社によって得意とする分野や料金が異なるため、複数社に相談して見積もりを取るとよいでしょう。無料見積もりサイトを利用すると、ニーズに合う複数社を紹介してもらえ、見積もりも一度に取ることができて便利です。

 

4.素材を選ぶ

外構工事の費用は範囲や設置する構造物の数だけでなく、使用する建材の素材によっても大きく変動します。なるべく安価な素材を選ぶことで、費用を安く抑えることが可能です。

たとえば、目隠しフェンスの素材に木材や鉄を使うと初期費用も高いうえ、定期的なメンテナンス費用も発生します。アルミやスチール素材にすると耐用年数も長く、安く仕上げられます。

ただし、素材感は外構の仕上がりを左右するため、素材ごとのメリット・デメリットや完成イメージを確認したうえで決定しましょう。

 

5.DIYにチャレンジする

防草シートや砂利、人工芝を敷く、レンガで玄関アプローチをつくるなど、資格がなくてもできる部分をDIYで施工してみるのもおすすめです。必要な道具があれば、材料費だけで済むため、費用を大きく抑えることができます。