甲状腺の病気
☑︎ どんな病気か
新陳代謝に関わる甲状腺ホルモンが不足したり、過剰になったりする
☑︎ 症状
多汗、ほてり、動悸・息切れ、イライラ、むくみ、冷え、便秘 など
☑︎ 早期発見のためには
症状があれば、血液検査で更年期障害との鑑別を
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多汗、イライラ、動悸など更年期に似た症状が特徴
甲状腺は、のどぼとけの下にある小さな臓器で、「甲状腺ホルモン」を分泌しています。
甲状腺ホルモンはいわば〝元気の源〟のようなホルモンで、全身の新陳代謝をコントロールする働きがあります。
甲状腺の機能が低下すると、ホルモンが不足して、倦怠感、むくみ、冷え、便秘などの症状が現れます。逆に甲状腺機能が亢進して甲状腺ホルモンが過剰になると多汗、ほてり、動悸・息切れ、イライラなどが出てきます。
「〝更年期症状だろう〟と我慢してしまう人も少なくありませんが、甲状腺の病気であれば、薬物治療で治ります。血液検査で簡単に鑑別できるので、気になる症状があれば、内分泌内科や婦人科で相談を」