関節リウマチ

☑︎ どんな病気か
体を守る「免疫」の異常で、関節に炎症を起こし、腫れや痛みが出る

☑︎ 症状
初期症状は、手指や足指、手首の関節のこわばり、腫れ、痛み

☑︎ 早期発見のためには
症状があれば血液検査を。更年期障害との鑑別が必要

(広告の後にも続きます)

初期症状を見逃さず早期治療につなげる

関節リウマチというと〝高齢者の病気〟と思っている人も多いかもしれません。けれども、発症のピークは40代~60代で更年期女性に多い自己免疫疾患の1つです。

本来は外敵から体を守る免疫が、自分自身を攻撃してしまうことで、関節に炎症が起こります。進行して関節が破壊されると元には戻らないため、早期発見・早期治療が重要。

「関節リウマチの初期には、朝の指のこわばりや、関節の腫れ・痛みなどが現れます。更年期症状との鑑別が必要です」
 
整形外科や膠原病内科やリウマチ内科などを受診しましょう。血液検査に加えて、症状のある関節の数と部位、炎症反応の有無、症状の持続期間などから、総合的に診断されます。

イラスト/ツキシロクミ  文/寺本 彩

大人のおしゃれ手帖2024年11月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください