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●パナソニックが2024年9月より発売している「コンパクトベーカリー SD-CB1」。1人~2人で食べきれる0.6斤サイズが焼けるホームベーカリーが注目される理由とは?
コロナ禍に自宅でパンの焼けるホームベーカリーが流行りました。製品の利用者が増えたことやパンブームも手伝って、ホームベーカリーの性能もどんどんバージョンアップしているようで、数万円する上位モデルも売れています。
著者もコロナ禍でホームベーカリーを買った一人なのですが、案外登場回数が少なく、そのうちに戸棚の奥底へ眠らせていました。大きな理由としては、1回に焼けるのが1斤からだったから。
食べきれない分は冷凍すれば良いのですが、ホームベーカリーの良さって、焼き立てのパンをすぐに食べられるところ。そんな焼きたてパンの香りを楽しみたかったのですが、食べきるまで次を焼けないというジレンマで、我が家ではなかなか登場機会はありませんでした。
しかし、その問題を解決してくれる新作ベーカリーがあるとのこと! それが2024年9月にパナソニックから発売された0.6斤の食パンが焼ける「コンパクトベーカリー」です。さっそく体験会で実物を見てきました。
従来品と比べても、その大きさは一目瞭然。幅18.8cm、奥行28.5cm、高さ24.3cmと業界最小サイズで、キッチンに置いても圧迫感がないのがうれしいです。
著者が持っていたホームベーカリーも、従来品とほぼ同じサイズなので、出し入れも正直面倒に感じていました。「コンパクトベーカリー」は本当に小さくて、すっきりとしたデザインなので、見える収納にしても良さそうですよね。
コンパクトで0.6斤サイズの食パンが焼ける。2日目もしっとり美味しい!
サイズ感だけでちょっと購買意欲が湧いてきたところで、焼き上がりのパンの味も確認してみましょう。コロンとした大きすぎず、小さすぎない0.6斤サイズで、外側の耳の部分はカリっと焼けていて、中はびっくりするくらいふっかふか! 焼き立ての良い香りも幸福感が増しますね。
夜に仕込んで翌朝焼き上がるタイマー付き
断面もきめ細やかで、しっとりとした食感
しかも、2日目もしっとり感がちゃんと残っていて、耳の部分もリベイクすればまた焼き立てのおいしさが復活するのです。
材料も小麦やイーストなど、いっぺんに投入してOKとのこと。過発酵を防ぐ独自のシステムで、季節に左右されず年中同じように焼けるのも魅力ですし、夜に仕込んでおいて、朝起きるタイミングで焼き上がるようにタイマーをセットしておけば、おいしいパンの香りを目覚まし代わりにできるのです。
人気の高加水パンなど30種類のパンメニューを装備
パン作り初心者でも、チョコレートやフィリング入りの食パンが簡単に焼ける [食楽web]
シンプルな食パンだけでなく、高加水パンやチョコレートの食パンなど20メニュー、30種類のメニューに対応していて、コンパクトながら必要十分な機能が搭載されています。
パン以外には、ジャムやガトーショコラなどスイーツも食べきれるサイズで作れるのもポイント高め。一人暮らしや少人数家庭にとっては、作ったものを食べきる、というのが課題になるので、少ない材料で仕込んで、美味しく作れる点が良いですね。
高機能と省スペースを兼ね備えたホームベーカリーとして、「コンパクトベーカリー」は今後、1家に1台のように定着していきそうな予感です。パン好きの人へのクリスマスプレゼントにも喜ばれそうですよ。気になる方はぜひ家電量販店などで製品をチェックしてみてください。
(撮影・文◎亀井亜衣子)
●DATA
パナソニック
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