無垢材フローリングの魅力とは?種類や特徴、注意点を解説

無垢材フローリングのお手入れ方法

木材を長持ちさせるためには、素材や塗装方法に合ったお手入れ方法で定期的なメンテナンスを行いましょう。ここでは、無垢材フローリングのお手入れ方法をご紹介します。

 

乾拭きする

通常のお手入れ方法は、乾拭きです。ほうきやシートタイプのワイパーでゴミを取り除きましょう。掃除機を使用する場合は、あまり強くガシガシあてると、凹んだり傷がついたりするため、やさしくかけてください。

ゴミをとり除いたら、乾いた雑巾やフローリングワイパーのドライシート、モップを使った乾拭きが効果的です。汚れが気になる場所をさっと乾拭きしてください。汚れている場所は、木目に沿って拭きながら汚れを落としましょう。

 

1~3か月の頻度で水拭きする

お手入れの基本は水拭きです。ただし、無垢材は水に弱く、頻繁に水拭きすると表面の油分がなくなってしまいます。頻度は1~3か月に1回程度、固く絞った雑巾でまんべんなく水拭きしてください。

表面がカサつき始めたら、専用のメンテナンスワックスで油分を与えれば、自然な艶感と水気に対する保護性能を取り戻せます。

 

クリーナーで汚れを落とす

クリーナーなどで汚れを落とすメンテナンスは半年~1年1回程度の頻度で行いましょう。掃除の方法は、ワックス&クリーナーなどの専用の汚れ落としを使用し、乾いた布で全体に塗り広げます。汚れの酷いところから徐々に幅を広げて、フローリング全体をきれいにしていってください。

 

再塗装する

撥水性が落ち、塗装が傷んでいるようであれば再塗装をして対応します。塗装前にフローリング表面の埃を取り除き、木目に沿って薄く塗り伸ばして塗装してください。

オイル塗装のメンテナンス方法としては、半年に1度の頻度で上塗りするのがおすすめです。艶感が蘇って汚れも除去できます。

 

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まとめ:無垢材のフローリングでぬくもりのある家づくりを

無垢材は天然木から切り出した1枚の無垢材でできた床板です。自然素材ならではの柔らかい肌触りと木のぬくもりが感じられ、経年によりその味わいが増します。調湿作用にも優れており、室内を快適に保つ効果も期待できるでしょう。

ただし、傷つきやすく、水に弱い性質があるため、適切なお手入れをすることで良い状態を保つよう心がけてください。

新築でマイホームを建てるのであれば、種類が豊富で選択肢も多いため、自分の好みに合ったものが見つかるはずです。自分の住まいに適したフローリング材をじっくり検討し、快適でぬくもりのある家づくりを目指してくださいね。