50代で「鬱になる人」「ならない人」…ストレスとうまく付き合うコツ

50代女性は、家事や育児、仕事の両立と忙しくストレスをためがち。自分に合ったストレス解消法でイライラ&もやもや、不安を発散しちゃいましょう! 自宅で今すぐできる、おすすめの「ストレス解消法9選」をご紹介します。

あなたのストレスの原因は何?

ストレスとは、心や体に負荷がかかって歪みが生じている状態のことです。ストレスを生じさせる原因のことを「ストレッサー」といいます。

ストレスはよく「風船」に例えられます。ストレッサーによって風船を押さえつけると、風船には歪みが生じます。ストレッサーに抵抗して元に戻ろうとする力も働くものの、ストレッサーの力が強すぎれば、風船が破裂してしまう可能性も。

そうならないためにも、ストレスをためない工夫や、たまったストレスは発散する必要があるのです。

家庭内の出来事や仕事の多さ、人間関係のトラブル、環境の変化、金銭問題など、ストレスの原因となるものはさまざまなものが考えられます。

厚生労働省が発表した「平成28年国民生活基礎調査」によれば、男性の場合は「仕事関係」、女性の場合は「家族・人間関係」のことでストレスを感じている人が多いことがわかっています。

ストレスを感じると、イライラしたり怒りっぽくなったり、不安感や緊張感、悲しい、憂鬱な気持ちが続くなどの精神的な症状の他、食欲がなくなる、暴飲暴食する、寝付きが悪くなるなど身体的な症状が現れることがあります。

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ストレスを感じやすい人の特徴

どんな人でも多かれ少なかれストレスを感じているものですが、ストレスの感じ方は人によって異なります。ここからは、ストレスを感じやすい人の特徴をご紹介します。

完璧主義、真面目

完璧主義の人や真面目な人は、ストレスを感じやすいといわれています。物事のハードルを上げる傾向にあり、自分に対しても他人に対しても完璧を求めるあまり、小さなミスでもストレスを感じやすいためです。

真面目な人は、完璧にできなかった自分を責めてしまうこともあります。

自己主張が苦手

自己主張が苦手な人は、何か悩みや意見があっても相談したり言い出したりできず、一人で悩みを抱え込んでしまう傾向にあります。それが蓄積されていくことで、ストレスが大きくなってしまうのです。

周りの目が気になる

周囲の目が気になる人や心配性な人は、他人からの評価を気にして自分を良く見せようとしてしまうことがあります。常に周りを気にしているため、ストレスがたまりやすくなります。

せっかち

せっかちな人は、周囲と自分が行う作業のスピードが合わずにイライラしてしまうことがあり、それがストレスにつながることもあるようです。