年末大掃除でやるのは遅い?【換気扇】ラクな掃除のやり方とおすすめ洗剤

換気扇の掃除方法・手順を種類別に解説します。レンジフードや換気扇の油汚れを自分で掃除するには、セスキ炭酸ソーダ(セスキ)や酸素系漂白剤(オキシ)などの洗剤がおすすめ。ファンの取り外し方やつけおきのやり方をわかりやすく紹介します。

レンジフードや換気扇のギトギト汚れの原因とは?

レンジフードや換気扇が汚れる原因は、毎日の料理から発生する「油」と「ホコリ」です。料理中に熱せられた油は小さな粒となって空気中に舞い上がり、換気扇に吸い込まれていきます。そして油が冷えると、その一部は換気扇の表面にくっつきます。

換気扇には空気中のホコリも油と一緒に吸い込まれていきます。油汚れは粘着力があるため、換気扇の表面に付いた油にホコリがくっついてしまいます。こうして、換気扇に油とホコリが混ざり合った“ギトギト汚れ”が付いていくのです。

汚れが溜まると、換気扇の空気を吸い出す力が低下する他、故障の原因にもなります。また、油汚れが換気扇から落ちることで引火して火事になる危険もあります。毎日使うものだけに、定期的な換気扇の掃除を心掛けましょう。

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換気扇掃除におすすめの時期は夏から秋!掃除の頻度は?

「年に1度、年末の大掃除で換気扇の掃除をする」という人が多いと思いますが、実は冬はあまりおすすめの時期ではありません。

油汚れは気温・水温が高い方が落ちやすいため、換気扇掃除におすすめの時期は、夏と秋です。逆に冬は油汚れが固まって落ちにくくなるため、換気扇の掃除には適していないのです。

また、換気扇の掃除の頻度は、一般的に「3か月に1回〜半年に1回」がおすすめと言われています。汚れの具合(油を使った料理をよくするご家庭かどうか)などによっても違いますが、季節の変わり目に換気扇の掃除をする習慣を付けましょう。