60代パーソナルスタイリストおすすめ!着ないけど「愛着のある服」「思い出の服」の上手な手放し方

処分する?しない?迷った服の手放し方

それでも最後まで悩んだのは愛着のある服、高級ブランド服、一度も着ていない服。それらはどうやって手放せたのでしょうか?

例えば下の画像は、仕事着として愛用した海外ブランドTheory(セオリー)のスーツ。
「ローライズで時代遅れなボトムスは処分して、ジャケットだけをハイウエストのパンツとコーデすれば使えます」

悩んだTheoryのスーツも今後も着回せるジャケットだけ残してパンツは処分

セットアップのアイテムでも、一つ一つ単品でこれからも着回せるか?手持ちの服に合わせやすいか?などの視点で、実際にコーデしながら考えるのが織田さんスタイル。この方法なら、本当に使える服だけを残して、すっきり手放せそうです。

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大きくて重たくても宅配便の受け取りは可能?

玄関で詰め終わった回収キット

「玄関のたたきに準備した回収キットに詰めていきました。最後の難関は袋の口を閉じることで、上に乗って空気を抜きながら、ガムテープでしっかりと補強しました。いびつです(笑)」

回収キットを受け取りにきた佐川急便のスタッフはスリムな若い女性でしたが「古着でワクチンですよね。慣れていますよ!」と、台車も使わず荷物を担ぎ上げ運んで行ってくれたと言います。

「『古着でワクチン』のおかげで、この断捨離が地球の未来を守るためになる。我が家から衣類たちの再出発を見送る安堵感はこの上ないものでした」(織田ゆり子さん)

分類やゴミ出しの手間もなく、一度に手放せる「古着でワクチン」なら、忙しい日々の中でもとってもスムーズにクローゼットの大掃除ができます。家だけでなく、気持ちまでスッキリ晴れやかになるのも、いいですね。