価値観や関心事がマッチする協会を選ぶこと
私もいろいろな協会を見てきましたが、ほとんどの協会は男性よりも女性の認定講師のほうが多い。奥さんの趣味を活かせる協会が見つかれば、奥さんの「稼げるライフワーク」も見つかります。ビジネス系の協会なら、あなたのスキルも活かせます。
趣味や得意なビジネスを活かせるのなら、コンサルティングは慣れの問題。それゆえ、あとは集客です。集客の9割はファンづくりですが、信頼関係の構築が必要なので、それなりに時間がかかります。
その意味で長時間モチベーションを維持できそうな、価値観や関心事が妻や自分にぴったり合った協会を選ぶことが大切です。価値観や関心事がフィットしていれば、自分事として取り組めますし、それだけで自己実現できます。お金はいずれ後からついてきます。
なお、情報ビジネスの四要素をすべて揃えられた人は、自ら協会を立ち上げて認定講師を育てることができます。ただ実際にやってみた私の感覚では、一般的な起業よりも難易度が高いと感じました。確固たる理念がない限り長続きしません。
特にお金儲けには向かないので、協会を設立した有名講師の多くは元のセミナービジネスに戻っていきました。したがって、強い信念を持っている方以外は、セミナー講師やコンサルタントになることをお勧めします。
私の場合には、妻社長メソッド(お金のソムリエメソッド)を広めるのが使命だと信じているので続けていますが、共感できる協会があれば自分で立ち上げるよりも便乗するほうがずっと簡単です。気楽に楽しむほうが性に合っているという人にも、認定講師になって便乗する方法をお勧めします。
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認定講師になって教えることは、公務員でも副業にあたらない
ほとんどの協会は非営利法人なので、認定講師になって教えても、営利活動にはあたりません。公務員でも認定講師になれるということ。
私は30年近い銀行員生活を通じてさまざまな職業の人を見てきましたし、20年近い副業経験のなかでいろいろな副業を見てきました。そこで気づいたことは、公務員は非営利法人である協会に所属して、講師の先生になって教える副業に向いているということです。
もちろん、個別性が強いので人それぞれです。とはいえ、一考の価値はあるかと思います。実際に、勤務先の許可を得て、非営利法人であるお金のソムリエ協会の認定講師になった独立行政法人のみなし公務員もいます。