あの手この手でやっと踏み出せた義母のデイサービス。あれから2年半……義母は97歳になりました。本人もまた私を含む介護者も、一年一年さまざまな思いをめぐらせながら生活しています。
要介護2から要介護3へレベルアップ
今まで審査の結果、要介護2レベル判定だったのですが、数か月前からこれどう考えても「3」でしょう~。と、担当ケアマネージャーさんに再審査の依頼をしました。
要介護3は、日常生活の全面的な介助が必要、問題行動がある状態です。
義母の場合は認知症状としては今までどおり幻覚幻聴によることが多いのですが、身体的にはかなり衰えています。体重はここ1~2年で約10kg減少し、体力や気力も落ちています。
ポータブルトイレも大事なお部屋のアイテムとなり、家のトイレへは行けなくなりました。お風呂に関しては、私が介助中に支えきれずに腰を痛めてしまったことがきっかけで、サービスを使っています。
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デイサービスとショートステイの組み合わせ
なんとか通ってくれるようになったデイサービスは、長生き体操や手芸、塗り絵や家事リハビリで食器拭き等々。家ではできないことを無理なく楽しいプログラムにし体験させてもらえ、とても良い刺激になります。
しかし体力や気力、意欲までもが低下し「スキあらば横になりたい……」と思う義母の場合は良いことばかりではありません。
また家では夜間覚醒して大きな声が出たり転倒したり、ポータブルトイレ以外で排泄をしたり……。私たち介護者の疲れもあり、ショートステイの利用をはじめました。
現在はショートステイとデイサービスを組み合わせて利用しています。