前向きな自問自答で乗り切る
私もいろいろな思いがあります。心の中で自問自答して答えを出して動いています。
でもこれは前向きな自問自答です。不満や文句を口に出したらきりがないので、いい答えにたどり着くような自問自答にします。
そして必要以外は義母の事を考えないこと、忘れることです。
介護をしているときは考えますが、いったんその動作を終えると考えない。そしていい意味で義母のことを可愛い笑いにかえること。それを近しい家族や友人に話して笑いをとっています。
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平均寿命と健康寿命、この約10年をどうする?
2023年の日本の平均寿命は、84.3歳(男性81.5、女性86.9)で健康寿命は74.1歳(男性72.6、女性75.5)。※WHO世界保健統計より
この統計で考えても、闘病や介護支援が必要となる約10年という期間は、何かまたは誰かの支援が必ず必要になるということです。
反対に介護や支援をする側になる人も必要に。しかしこの10年のあいだ、介護者が必ずしも健康とは限らないし介護者にとって貴重な時間かもしれません。
介護保険制度は2000年に創設され定着はしています。しかし必要な支援はその家庭や介護者ごとに千差万別です。
衆議院等の選挙では「子育て支援」や「若者支援」を選挙公約として掲げる方が多い印象です。
子育てしながら定年まで目いっぱい働いたという方が、自ら高齢に近づくなかで介護者になっていることに対する支援はもうここまでなのだろうか……と考えます。