更年期後は「骨粗鬆症」に注意!予防法も紹介

骨粗鬆症の治療に漢方薬を使うことも

漢方薬は医療の現場で骨粗鬆症の治療にも用いられています。漢方薬は自然由来の生薬成分が穏やかに働くので、一般的に西洋薬よりも副作用が少ないとされているのもメリットといえるでしょう。

漢方薬は心とからだのバランスを整え、さまざまな不調を根本的な解決へと導くものです。

漢方医学では、腎臓や生殖器官、自律神経の弱りや衰え(腎虚・じんきょ)を整えることで、骨粗鬆症が改善すると考えられています。骨粗鬆症には、以下の漢方薬を用いることがあります。

八味地黄丸(はちみじおうがん)
疲れやすく、冷えや頻尿がある方に応用されます。
 
六味丸(ろくみがん)
疲れやすく、手足がほてり、口が渇く方に応用されます。
 
牛車腎気丸(ごしゃじんきがん)
八味地黄丸に2つの生薬〔牛膝(ごしつ)と車前子(しゃぜんし)〕を加えた漢方薬です。下半身の冷えや痛み、しびれが強い方に応用されます。

漢方薬を選ぶときの注意点

漢方薬を選ぶときに重要なのは、その人の状態や体質に合っているか、ということです。うまく合っていないと、効果を感じられないだけでなく、場合によっては副作用が生じることもあります。

どの漢方薬が自分に合うのかを見極めるためには、プロの力を借りるのがおすすめです。「あんしん漢方」などのオンライン漢方サービスに、一度相談してみるのもいいでしょう。

漢方に詳しい薬剤師が一人ひとりに効く漢方薬を見極めて、お手頃価格で自宅まで郵送してくれますよ。

※この記事は2018年7月の記事を再編集して掲載しています。