手作りスワッグの作り方
リースより、より簡単に作れるのが「スワッグ」です。スワッグとは元はドイツ語で壁飾りの意味。葉や花を束ねて壁に飾り、魔除けや香りを楽しむものとして親しまれてきました。
スワッグの材料
今回は、グリーンの枝ものだけを使いましたが、お好みで実ものを加えてもいいでしょう。花を加える場合はドライフラワーに適したものを選びましょう。
スワッグの材料(仕上がりサイズ 長さ80cm幅40cm程度)
ヒムロ杉(80cm程度)3本
ブルーアイス(60cm)2本
ブルーバード(50cm)2本
ユーカリポポラス(40cm)3本
モミ(30cm)2本
麻ひも(1m)1本
お好みの飾り 適量
スワッグの束ね方
まず最も長い枝(今回はヒムロ杉を使用)を扇子が開いたような状態に組みます。スワッグは束ねた部分が見えるため、一本ずつ丁寧に重ねていくイメージで作りましょう。
次にブルーバードを左右に1本ずつ上に乗せます。この時もスパイラルを崩さないように注意しながら進めます。
ユーカリ3本は左右中央に広がるように乗せ、ブルーアイス→モミの順に重ねて行きます。
全ての枝をまとめた状態です。最も長い枝から階段状に重ねていくことで、形や色の異なる葉が全て見え、美しくまとまります。
使用する材料にもよりますが、今回のような枝葉の場合は、正面から見たときにひし形のシルエットにまとまるとバランス良く見えます。
すべての枝葉をまとめたら、枝の切り口からひと握り程度下にある、枝がクロスしている部分に麻紐を何度か回して強く引き締め、固結びします。
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スワッグの飾り付けの材料
今回はブラウン系のボールとリボン、麻紐、を使用しました。
ボールの飾りには、15cm程度に切ったワイヤーをU字に曲げた物を、ボールの首にかけ、ボール本体を2、3回回してしっかりと固定しておきます(写真参照)
飾り付けは太い枝に、前出のワイヤーをかけたボールを結び付けます。しっかり留めるために裏側に出たワイヤーを数回ひねって固定した後、表側のボール部分を持って数回ひねるとしっかりと固定できます。
固定した後は不要なワイヤーを切り落とします。麻紐を結んだ部分にリボンを結んで完成です。
完成したスワッグをコートハンガーに掛けてみました。
今回は、グリーンの枝葉とブラウン系の飾りでまとめましたが、コットンの枝やサンキライなどの実、ドライ加工されたオレンジなどを使うと温かみが出ますので、そういったデザインもまた素敵です。
アレンジ自在!さまざまなクリスマスリース
クリスマスリースやスワッグは西洋の伝統的なアイテムですが、明確な決まりはありません。自由に自分だけの作品を作る気持ちで、形がいびつになっても気にせず(それも味わいのひとつです!)手作りを楽しんでいただけたらと思います。
※この記事は2020年12月の記事を再編集して掲載しています。