ステップ1:冷蔵庫掃除!死蔵&汚れを一掃しよう
冷蔵庫掃除は「冬がおすすめ」と藤原さんは言います。
「冷蔵庫の中の食べかけの物などを片付ける際、夏はクーラーボックスなどを用意しなければなりませんが、冬の間は少々冷蔵庫の外に出しておいても大丈夫だからです。野菜室は15分など、場所別に予定を組むと無理がありません」と藤原さん。
早速、黒田さんも挑戦しました。
【冷蔵庫掃除に使ったもの】
キッチンペーパー
古タオル
エタノールスプレー
除菌シート
家にある食器用洗剤
手順1.冷蔵庫にある古い物をチェックします
野菜室15分、ドアポケット15分など、予定を組んで古い物を処分します。処分の基準は「1週間以内に使う食材かどうか」と藤原さん。使わなければ覚悟を決めて処分しましょう。
ドアポケットだけでこんなに死蔵品が!
瓶詰めには賞味期限が切れて2年以上たっている物もありました! 即、捨てましょう。
手順2.死蔵品を分別して捨てます
ゴミの収集日を早目にチェックしておくのが大事。中身を取り出したびんや肉や野菜のトレイなど、資源ゴミや不燃ゴミがたくさん出ます。
最終収集日を逃さないよう、手持ちのカレンダーに各ゴミの収集日をチェックし記入しておきましょう。
手順3.冷蔵庫の物を出して涼しいところへ
冷凍庫や野菜室の物は、そのパートごとに、ポリ袋などに移して、玄関など涼しいところに置きます。食材が溶けたり悪くならないうちに手早く掃除しましょう。
手順4.冷蔵庫内の汚れをチェック!
引き出しは、のぞき込む体勢になるので、中身を出すときに髪の毛が落ちがちです。ポケットなどもできれば取り出して奥も覗いてみてください。意外なシミがあります。
★ワンポイントアドバイス
除菌シートは、汚れを拭いたら必ず捨てましょう。汚れたままではかえって菌が拡散します。年末掃除のときだけと割り切って、1か所拭いたらどんどん捨てていきましょう。
手順5.除菌シートなどで拭く、洗えるところは洗う
ドアポケットなど、外せるパーツはしっかり外して、除菌シートで拭いていきます。1パック使い切るくらいの勢いで!
取り外せる部分は家庭にある食器用洗剤とスポンジで洗い、ペーパーで拭き取ります。
がんこな汚れには、直接消毒用エタノールをスプレーして、キッチンペーパーで拭きます。ちょっと汚れているだけと思っても、拭いてみるとシートがこんなに汚れます。
最後は引き出しを外して、拭きます。腰をかがめるので痛めないように気を付けてください。
すると、こんなにピカピカに!
「冷蔵庫は普段からキレイにしているつもりですが、古い食材や意外な汚れがあってびっくり!」と黒田さんも掃除前後の変化に驚いた様子です。
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ステップ2:玄関掃除!キレイ→汚いところの順で進行を
続いては、玄関の掃除です。
年末に玄関を掃除することには意味があります。玄関は、年始のお客様を迎える場所であるのはもちろん、神様をお迎えするところでもあります。
そして、外から菌やホコリが運び込まれてしまう入り口です。きちんと汚れを落としましょう。玄関では、厚みがあり洗浄力も強い床用のウエットシートを使います。
1枚を使い切るつもりで上から拭いては捨て、気になれば下駄箱も拭いていいし、最後はたたきも拭いてしまってOKです。
【玄関掃除に使ったもの】
壁・床用強力ウエットシート
手順1.玄関のドアの内側を拭く
高いところから順番に拭いていきます。届かなければ、背の高い人にお願いしましょう。
手順2.ドアの外側やインターホンを拭く
ドアの外側、インターホンを拭いていきます。
手順3.下駄箱の汚れが気になるところを拭く
汚れが気になれば、棚板などもウエットシートでそのまま拭いてしまいましょう。
手順4.たたきも拭く
たたきは上から順に拭いてきたシートで拭いてもOKです。隅から丁寧に。
手順5.ホコリは内から外へ集めて、入り口で拭き取る
汚れは最後に入り口で拭き取ります。家の中のホコリを外に出さないようにしましょう。
手順6.正月飾りを付けて、年末掃除は完了!
これでたったの15分! 玄関がスッキリしたら、お好みで正月飾りを付けましょう。