2.リンゴとディルのサラダ


ボウルの中にサラダの具と調味料をすべて入れ、サーバーなどでさっと和える。

〈材料〉2〜3人分

リンゴ…1個 
ディル…4本 
フレンチマスタード…小さじ2 
オリーブオイル…大さじ1と1/3 
白ワインビネガー…小さじ2 
蜂蜜…小さじ1 
粗塩…適量 
黒胡椒…適量
〈作り方〉
1.リンゴは皮つきのまま4等分に切って芯を除き、長さを半分にして薄切りにする。ディルは茎を除き、柔らかい部分だけにする。

2.フレンチマスタード、オリーブオイル、白ワインビネガー、蜂蜜、粗塩を合わせてよく混ぜ、ドレッシングを作る。

3.ボウルに1を入れ、2をまわしかけ、和えて、黒胡椒をふる。

(広告の後にも続きます)

3.


水と米酢で茹でると酢が浸透し、まろやかな仕上がりになる。


茹でたての熱々に味付けするのがコツ。柚子は果汁だけでなく、皮も生かす。

〈材料〉2人分

レンコン…300g 
米酢…大さじ1 
柚子果汁…小さじ2 
オリーブオイル…大さじ2 
粗塩…適量 
実山椒…適量 
柚子の皮…1/3個分
〈作り方〉
1.レンコンは皮をむき、1.2㎝厚さの輪切りにして酢水(分量外)にさらす。

2.鍋に1と水(500㎖)と米酢を入れて、フツフツしてから10分茹でる。

3.湯を捨て、熱いうちに柚子果汁、オリーブオイル、粗塩、粗めに刻んだ実山椒をふって、柚子の皮を削る。


「マッシュポテトのグラタン」「レンコンの香り和え」は、熱々で食べたいメニュー。箸休めに爽やかな「リンゴとディルのサラダ」を。

渡辺有子先生

わたなべ・ゆうこ/東京都生まれ。料理家。スタジオ「FOOD FOR THOUGHT」にて、料理教室や食にまつわるイベントを開催。東京・代々木上原と西荻窪で、同名の器店をディレクション。作家ものの器や食まわりの商品を扱う。『料理と私』(晶文社)、『渡辺有子の家庭料理』(主婦と生活社)など著書多数。旬の素材を生かしたシンプルでおいしい料理に定評があり、いつまでも初心者気分でいつづける生徒・吉田直子にも、懇切丁寧に料理を教える。

吉田直子生徒

よしだ・なおこ/東京都生まれ。ライター。冠婚葬祭で使う小物とジュエリーのブランド〈シュオ〉のディレクター、ファッションブランドのプレスを務めるなど、フレキシブルに働く1 児の母。2019年、絵本『こっぷんとかっぷん』(絵・よこやまかんた/若芽舎)を刊行。2020年には蒼井優の著書『今日もかき氷【進化版】』(マガジンハウス)の編集を手がける。渡辺有子の料理教室で毎月記事をまとめているが、いまだに作るよりも食べることを好む。

photo : Wakana Baba text : Naoko Yoshida