歯医者からの年賀状を見てびっくり



久しぶりの検診は夏のことで、歯の治療後は検診に行っていませんが、その翌年のお正月、私と夫それぞれに歯医者から年賀状が届いていました。

「検診に行っていないからまた行かなきゃね」と夫と話しながら年賀状を見ると、なんと文面に「(名前)さん! 上右8のCO(初期虫歯)が1本、5と6に虫歯疑い……」と、治療したほうがいい歯が歯科衛生士さんの手書きでずらっと書かれているのです! また「これだけ虫歯予備軍があります! すぐ治療が必要です!」とまでも! 夫の年賀状にも同様のことが書かれており、2人で「普通、年賀状に検診結果を書く?!」とびっくりしてしまいました。

歯科医の先生は内容をチェックしている様子はなさそうで、歯科衛生士さんが善意で書いてくれているのだと思いました。しかし、さすがにこれは書いてはいけない個人情報なのでは、と年明けすぐ歯医者にクレームの電話をしたところ、検診をした歯科衛生士が書いたと思われますと、電話に出たスタッフの方から平謝りされました。

非常識な年賀状に、別の歯医者に変えることも考えました。しかし、腕がいいので夫婦で長年通っている歯医者であり、今さら変えるのも面倒だということもあり、そのまま通い続けることにしました。歯医者に行った際に年賀状を持参すると、先生からも丁重に謝罪を受けました。

(広告の後にも続きます)

まとめ

今回の年賀状の文面は、私たちのことを思ってのことかもしれません。しかし、さすがに検診結果を書くのは他人の目に触れさせてはいけない個人情報に当たるのでやりすぎではないか? と、新年早々あぜんとなった出来事でした。

※記事の内容は公開当時の情報であり、現在と異なる場合があります。記事の内容は個人の感想です。
※本記事の内容は、必ずしもすべての状況にあてはまるとは限りません。必要に応じて医師や専門家に相談するなど、ご自身の責任と判断によって適切なご対応をお願いいたします。

監修/川田悟司先生(川田歯科医院院長)
川田歯科医院院長。咬み合わせ認定医。長年に渡り、咬合診査・診断をおこなう。

イラスト/きびのあやとら

※ベビーカレンダーが独自に実施したアンケートで集めた読者様の体験談をもとに記事化しています(回答時期:2024年11月)

著者/江口 りん子
40代女性・1児の母、夫は現在単身赴任中。会社員とWebライターをしている。高齢出産を経て、体調の変化や疲れなどさまざまなトラブルに直面し、若いころとは違うとつくづく感じる今日このごろ。普段はファッション、推し活、グルメなどの情報収集が趣味。