家の中は驚きの状態に
いてもたってもいられなかった私は、定時の17時になった瞬間、すぐさま家に帰りました。夫のいう「片付けた」がどこまでなのか、BBQをした庭がどうなっているのかがとにかく心配で……。家に着いたのは17時半ごろだったと思います。そのときには、意外にもBBQセットはきれいに片付いていて、同僚も1人を残しみんな帰っていました。
少しホッとしたのもつかの間。家の中を確認すると、リビングには部屋干しグッズが置かれたまま! 床には子どものおもちゃやお菓子のゴミが散らかっていました。当然、掃除機をかけた様子もありません……。「奥の部屋に押し込んで片付けたよ」と言っていたのは、散らかっていた荷物のごく一部でだったのでした。
生活感丸出しのわが家を夫の会社のみんなにさらしたことがわかり、私はがく然としました……。
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夫に気づかいの心はないの!?
片付いていない家に会社のみんなを呼んだこともそうですが、特に私の腹が立ったのは、炭火でおいしく焼かれたお肉が何も残されていなかったこと!
わざわざ炭をおこしてBBQをしたのなら、疲れて帰ってくる奥さんのために、少しだけでもお肉を取りおいてくれてもいいはずです。それなのに空っぽになったお肉のパックだけがゴミ箱に入っていて、おいしいものは全部みんなのおなかの中……。
夫の私への配慮のなさに、怒りや悲しさが入り混じった複雑な気持ちが込み上げてきました。結局その後、私はヘトヘトになりながら自分と娘たちの夕飯を普通に作ることになりました。