新鶴本店「塩羊羹」


新鶴本店「塩羊羹 / 小分け」(380円)

 明治6年創業の『新鶴本店』(下諏訪)は、海のない長野県で貴重だった「塩」を羊羹に加えることで、さらに美味しくすることを考案したお店です。発案したのは初代店主・河西六郎氏と言われています。

 小豆、寒天、砂糖と塩のなじみ具合などに苦労しながら工夫を重ね、丹念に練り上げて生まれたのが、いまや同店を代表する銘菓「新鶴 塩羊羹」です。北海道十勝産の小豆、寒天は茅野市産、そしてナラの木の薪であんを焚くなど、ガスや機械に頼らない手作りの味わいは格別です。

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越後屋菓子店「月夜歌」


越後屋菓子店「月夜唄 / 2個入り」(350円)

 伊那市の『越後屋菓子店』の名物「月夜唄」は、伊那地方で昔から歌い踊りつがれている「勘太郎月夜唄」という歌から名付けられた銘菓です。ほろっと口溶けの良い生地にくるみを贅沢に入れて香ばしく焼き上げてあり、食感は柔らかいボーロというイメージかもしれません。和菓子のような洋菓子のような、不思議な食感のお菓子です。