コーヒーの名店「GLITCH COFFEE」のコーヒー豆を使った、コロンビアづくめのこだわりの一杯
店内にはイートイン席があり、コーヒーとお菓子を楽しめる空間になっています。「この世田谷区の三軒茶屋、お子さんを送り出して、家事もして、一息つける場所にしたい」そう話すのはバリスタである奥様。
「sarkara(サルカラ)」がこだわるのは、お菓子だけではなくコーヒーの「美味しさ」。日本のコーヒーカルチャーシーンに大きな影響を与えた「GLITCH COFFEE & ROASTERS」のコーヒー豆を使用。もともと奥様の前職のご縁から、この「GLITCH COFFEE & ROASTERS」のコーヒー豆を使うことになったそうで、お店のコーヒーのメニューを見ると、選べる産地がほとんどコロンビア。
なぜコロンビアか伺うと、コロンビアは今最もホットな地域で、「イノベーションコーヒー」としても有名なんだそう。新しいコーヒーへの追及をしている地域で、実際にこのメニューを拝見すると烏龍茶のような香りのものから、ジャックダニエルのウィスキー樽で発酵させたラム酒やバニラテイストのものまで。
産地の違いという目線ではなく、新しいコーヒーの世界を感じさせてくれるコロンビアのコーヒー豆をテーマに、様々な体験をさせてくれる。お菓子屋さんでここまでこだわったコーヒーは筆者も初めてで、その理由を大井シェフに伺うと……。
大井シェフ「お菓子屋さんでお菓子は美味しいのに、ドリンクがあれ?って思うことが多く、凄くもったいないなと思っていました。美味しいコーヒーがあれば、ペアリングとしてお菓子もより美味しくなるし、その観点でコーヒーは絶対美味しいものにしようと、そう思いこだわっています。」
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次なる高みは? これからが楽しみな「sarkara(サルカラ)」
常識にとらわれないお店づくりをしたい、そう意気込む大井シェフ。取材後も、「ここまでの道のりが長かった」と喜びと達成感と、苦労と様々な感情が行き交う様子が伺えます。お店がオープンし、ここがゴールではなく、まだスタート。
ここから「sarkara(サルカラ)」の物語がスタートし、お菓子好きだけではなく三軒茶屋の人たちを、世田谷の人たちをきっと喜ばせていくはず。
グランドオープン後はしばらく込み合うかもしれませんが、美味しい焼き菓子と珈琲を楽しみながら、幸せな時間を送ってもらえたら。
About Shop
sarkara(サルカラ)
東京都世田谷区下馬2丁目36−1
営業時間:10:00ー19:00(コーヒースタンドは8:30から)
定休日:月、火曜日
Photo&Writing/坂井勇太朗(ufu.編集長)