着ぶくれ回避!冬コートの細見えコーデ術をおしゃれ美容家が伝授・脚長効果テクも

トータルビューティデザイナーの美木ちがやさんが、“大人の女性の美の秘策”を伝える連載企画。今回のテーマは、冬コートのコーデ術です。気になる着ぶくれを回避するちがやさん流着こなしテクを参考に、冬ならではのおしゃれを楽しみましょう!

ちがや流! 着ぶくれしない冬コートの楽しみ方

冬はコートのおしゃれを楽しみたいけれど、着ぶくれするのは避けたいもの。そこで今回は、痩せ見えを叶えるコートコーデのコツを紹介します。

1.色選び

コートの中に身に着けるカラーは濃いめの色を選んで、タテのラインを作る。また、ビビッドなカラーを一点入れて、目線を逸らす。

2.素材選び

コートや中の洋服の素材を同じにせず、素材にコントラストをつけて全体のリズムを作る。すると服の動きと人間の動きが相まって、軽やかに見える効果を生み出せる。

3.小物選び

顔まわりに大きめのマフラーやスカーフを巻いて、体の上の方へ目線を上げる工夫を。
また、高さのある帽子や靴を組み合わせていつもより身長を高くすれば、全体的に細見えしてスッキリした印象に。

これらに加えて、冬のおしゃれで意識するとよいのが「腕の細さ」です。ベストを着る、インナー選びに気を付けるなど、コートの袖の中には薄い素材のものがくるような工夫をしてみましょう。コートの袖の中のボリュームを減らすと、腕が細くスッキリ見えて、全体的に着ぶくれした印象になりません。

これらのポイントを踏まえて、今季おすすめの冬コートのコーディネートを紹介します。

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ビビッドカラーとハイウエストパンツで細見え&脚長効果 

ボーダーカットソー:ジルサンダー パンツ:ザラ シューズ:ザ・ロウ

冬のコーディネートはとかくモノトーンや暗めの色合いが多くなります。特に年齢が高めの女性は肌質や髪質もくすんでくるので、若い人たちが着ているようなくすみカラーでまとめてしまうと肌質や髪質と同化しがち。

活力ある元気な感じを演出するためにも、赤やボーダーなどをプラスすると、コートの中や裾からのぞくカラーリングが目に留まるので膨張して見えず、遠目で見たときの細見え効果もあります。赤やボーダーはネイビーのコートとの相性もよいです。
 

また、パンツのウエスト部分はいつもよりやや高めのに来るよう、ハイウエストのものを選ぶと重心が上になり、足長効果と小顔効果があります。

今季は私も少しだけ赤をプラスするコーディネートを取り入れて、色のパワーをもらっています!