初めて友人の結婚式に参列したときのこと。マナーを知らず大失態を演じるところでした。でも、その経験が教えてくれた大切なことがあります。今では心から感謝している思い出です。

ノースリーブワンピで教会へ

初めての結婚式への参列だったので、気合いが入っていた私。新調したノースリーブのワンピースに身を包み、うきうきとチャペルに向かいました。

挙式前、ウェルカムドリンクを手に和やかに歓談していたときです。同席していた友人が私の服装を気にかけてくれて、「教会の挙式では、肩を出すのは控えめにしたほうがいいかもしれないわ」と、さりげなく助言してくれました。

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緊急事態!まさかのコーデ変更

慌てて持参していた薄手のスカーフで肩を隠そうとしましたが、うまくいかず。幸い、行き帰り用に持参していたジャケットがあったので、それを羽織ることにしました。ワンピースとジャケットの組み合わせは少々チグハグでしたが、大切な友人の晴れの日、できる限りの配慮をしようと思いました。

後日、アルバムの写真を見返すと、たしかに服装の統一感に欠けていました。でも、この経験が私にとって、結婚式という場の持つ意味を考えるきっかけになりました。