さだまさしのフォロートークに反響

アーティストのライブでの行動が物議を醸したことを受けて、他のアーティストが自身のライブ中にそのことについて触れるケースもあります。

2023年10月21日に行われた山崎まさよしさんのライブでの一幕。山崎さんが「今日はあまり歌いたくない」と言ってとりとめのないトークを中心とした内容にした結果、怒って帰る観客が複数出たという話が話題になりました。ライブに参加した複数のXユーザーによる報告から、炎上気味に拡散された形です。

そんな山崎まさよしさんのライブから4日後、10月25日に行われたさだまさしさんのライブの話が、にわかに注目されました。きっかけは、さださんのライブに参加したXユーザーの投稿。

さださんが山崎さんのライブについて言及した後、「もし俺が『今日喋りたくない』って言って、ずっと歌ってたらどうする?」と発言し、会場に爆笑を巻き起こしたというのです。

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さださんのライブは、トークが多く、長いことが持ち味として、ファンの間でも親しまれてきたという背景があります。さださんにしかできない自虐ネタに、ファンが大喜びしたというわけです。

投稿を見たXユーザーからも「さださんがずっと歌ってるのも嫌だな(笑)」「歌い続けるさだまさしに「まっさんお願いだから喋ってよォ!」って野次飛ばしかねん」といったツッコミが相次ぎました。

さださんはその後のトークで山崎さんの人柄などについても触れたそうで「大先輩がユーモアを交えながらさりげなく後輩のフォローをする優しさにしびれた」とさださんの山崎さんに対するフォローを評価する声も。

投稿者も「山崎さんの件についてはわたしも胸が痛かったので、今日まっさんの口からこの話が聞けてよかったです」と振り返っています。

Xでのアーティストのライブの振る舞いが世間を騒がした例を見ると、SNSの普及でライブ後にアーティスト本人やファンたちの感想がすぐに投稿されるようになった、現代ならではの広まり方をしていることが分かります。

アーティストにとってはファンとの距離がより近くなったというメリットがある半面、より慎重な対応が求められる時代になっているのかもしれません。

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また、今回で「3分くらいで分かる週刊X(Twitter)トレンド【J-CAST出張版】」は最終回となります。これまで読んでくださった読者の皆様には心より感謝申し上げます。良いお年を!

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